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【詩人】文月悠光のアイドルで現代詩【2】

「感電少女の"アイドル論"」

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――若手女流詩人が読み解くアイドルたちのコトバ

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『クイック・ジャパン 112』(太田出版)

モノノフさんはアイドルだ 
――高城れに(ももいろクローバーZ)

ももクロを知ったのは5年前、受験に悩む高校生の頃だった。ラジオ番組に登場した彼女たちはパワーに溢れていて、弱っていた気持ちが奮い立たされた。年下のアイドルに勇気づけられた初めての体験だった。「感電少女」こと高城れに(紫担当)は激しいダンスと笑窪が魅力。幽体離脱ができる、ライブ前に周辺を散策し「(会場と)仲良くなる」という不思議な特技(?)も。

 彼女は「自分自身が幸せじゃないと、人を幸せにはできない」「アイドル=笑顔」と言い切る。自分を励ましてくれるモノノフ(熱心なももクロファン)は彼女にとって「アイドル」なのだ。放たれた稲妻は走り続ける。「将来の自分のためにも、今は笑っていよう」と話す彼女の「今」から目が離せない。

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