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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

大器の証拠か――。江角マキコ"落書き愚行"は大女優へのステップアップだった!?

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの"今昔物語"を語り尽くす!

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『もう迷わない生活 』(集英社文庫)

 まさに前代未聞――。芸能史で類を見ない事件が発覚した。二年前のことながら女優の江角マキコが元プロ野球選手・長嶋一茂宅の塀に「バカ息子」「アホ」などと三か所に落書きをしていた。今時、公衆トイレでも見かけなくなった落書きを他人の家の塀にするとは、尋常ではない。それも当時のマネージャーに命令してやらせたというからタチが悪い。

 落書きは立派な犯罪である。さらに書いた内容からして名誉棄損に当たる可能性もあるという。

「江角本人は否定していますが、長嶋と接点のないマネージャーが単独でそんなことをするわけがない。江角が命じたことは間違いないとみられています。以前、国民年金未納が発覚したときは、潔く会見した江角が今回は、会見しない。というより"できない"というほうが正しいでしょう」(テレビ関係者)

 子どもが同じ有名私立小学校の同級生だったことから家族ぐるみの付き合いだった江角と長嶋。ママ友らとのイジメをきっかけに関係がこじれていたという話が発端だったが、それもそもそも江角が撒いたタネだった。

「7月から始めたブログで子どものクラスメートのママ友にイジメにあっていると書いたところ、ママ友らが反論。週刊誌を介して対立する形になった。その対立するママ友のなかに長嶋の奥さんがいたという構図です。落書きはこの過程で発覚したことですから、江角がブログで余計なことを書かなければ、落書きの話も出ることがなかったかもしれません。子どもだってしない落書きを書かせるなんて、江角のバカさ加減には呆れます」(前出)

 独身時代はさばさばしていて「憧れのお姉さん」的な存在として人気のあった江角。二度目の結婚で母親になるやいなや、キャラを変更。家事を完璧にこなす模範的な母親としてお茶の間に愛されていた。それが今回の騒動で化けの皮が剥がれてしまった感は否めない。

「もともと性格の悪さは有名でした。これまでの共演者の間でも、あまり一緒に仕事はしたくない人と言われていたほどです。『ショムニ』で主役になると、ますます態度は大きくなり、後輩女優はいじめられたと聞きます。ママ友ともめるのも江角ならありそうな話です」(民放のドラマディレクター)

 もっとも、女優は性格の悪い人のほうが大成するとも言われている。

「女優で本当に"いい人"と言われる人は大成しにくい。ライバルを蹴落としてでも這い上がらないと上には立てない厳しい世界。足の引っ張り合いは当たり前で、熾烈ないじめもある。それに耐えて這い上がっていく。俗に犬猿の仲といわれる関係はいじめが背景にあることが少なくない」(旧知の映画関係者)

 例えば、かつて時代劇などで主役女優として活躍したO。当時、スタイリストをしていた女史からこんなエピソードを聞いたことがある。

「現代劇でしたが、着物のシーンがありました。彼女は撮影の前日になって、こちらで用意した扇子が気に入らないと言ってきた。『私は京都の○○の扇子しか使わないの。明日までに用意して頂戴』と言われたのです。プライベートで使うものならまだしも、ドラマで使うものなのに。私は自費で京都まで買いに行ってきました。腹の中は『ふざけるな!!』ですよ」

 自己中心的なワガママはトップ女優の特権とはいえ、命令された者にとってはいじめに等しい。Oには著者も思い出がある。ある俳優との熱愛話でOを東映撮影所で直撃すると、「週刊誌はウソばっかり書く。ウソの取材に答える必要はない」とピシャリ。その眼が恐かったこと。もちろん、ウソではない。密会現場を目撃していたのだが、聞く耳持たず、だった。

「女優はよく男勝りだと言われますが、見た目は女で中身は男のような人が多い。男みたいな性格、生き方でないと生き残れない。女優を続けながら結婚して家事に子育てなど無理。そのせいか、未だに独身の女優は多くいます。女優を引退して静かに生活をすれば女に戻れて、普通のママになれるでしょうが、続けながらだと私生活でも男が出てしまう。それが江角だったのでは」と別の映画関係者は分析する。確かに、森進一が大原麗子さん(故人)と離婚したおりに、「家庭に男が二人いた」と語ったのは有名な話。昭和を代表する美人女優だった大原さんでも、女優の世界では男だったのだ。

 男勝りのキャラクターがドラマの世界では人気だった江角だが、それを私生活にまで発揮したら「アウト」だろう。

ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母顔が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演。


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