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お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.28

陰部の3Dデータなんて何年前の話だ!? エロ、格闘技……私はまだ戦う!

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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私が2007年に2800円で販売した、某女優のアソコで型をとった「MANGOT」。もう時効だろう。デスマスクは型をとるとき呼吸の問題で苦労するものだが、これは楽にとれた。

 我々、ベビーブーマーは、定年退職という名のもと、ほとんどが第一線から消えた。残った人間は代表取締役になった人間、俗にいう「三等重役」である。私の知人でいえば、毎日新聞社社長の朝比奈豊、フジ・メディア・ホールディングス社長の太田英昭、クオラス社長の加藤雅己。テレビで活躍しているのは、テリー伊藤と小倉智昭。そんなやつらが残って活動している。ビートたけしは別格である。

 先日、長らく闘病していたストリップ劇場・浅草ロック座の齋藤千恵子会長の退院祝いに伺った。「高須くん、私の一代記は北野武さんに書いてもらうつもりだったけれど、あなたが書きなさい」と言う。理由を問うと、「もう北野さんは第一線にいる人ではないから」とのこと。齋藤会長は、常々「他人様に借金するくらいなら自分の裸で稼いだほうがいい。女は体を裸に、男は心を裸にして、あっけらかんとして生きなさい」と若いやつに説いてきた。「私は88歳の今も現役。高須くんも、そこまでできる? 現役とは全摘することよ」。老いてもなお車いすで闘っている姿を見て、私も気を引き締めた。

 世の中、黙っていればいい気になるやつが多すぎる! 2010年、私は全国各地の地下格闘技10数団体を集め、東陽町のホテルイースト21で「地下格闘技サミット」を開催した。一部、いがみ合っている団体があったため、和議の場にする目的もあったのだ。リングの上では喧嘩上等、試合が終わればノーサイドの精神を守り、それぞれの団体がそれぞれの名称とルールのもとでやればいい、それが地下格闘技である、というのが私の考えだ。

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