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「遅刻する=モテギる」なる隠語の由来は?

甘利のナタで3人クビ!? 9月に迫る内閣改造と安倍内閣の"前途多難"

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経済悪化があれば一気に不安定化!?

日経・産経の両紙がスクープを放ち、安倍首相もついに認めた、政権初の内閣改造。党内には閣僚入りを待ち望む議員も多く、甘利経済再生担当相が安倍氏に改造を進言、実現に漕ぎ着けたというが……。イケイケなように見えて、経済状況が悪化すれば一気に不安定化するともいわれている安倍政権の実情を徹底レポートする!
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どういう時に幸せを感じますか? (アッキーのスマイル対談)


 7月28日夜、東京・銀座の雑居ビル地下1階にある高級寿司店「すきやばし次郎」から、ほろ酔い顔の男たちが出てきた。同店は今年4月、日米首脳会談の前日に安倍晋三首相がオバマ大統領をもてなした"寿司会談"の舞台として有名だが、その日、1人3万円以上する高級寿司を味わったのは、麻生太郎財務大臣、甘利明経済再生担当大臣、茂木敏充経済産業大臣、岸田文雄外務大臣、田村憲久厚生労働大臣という、安倍政権を支える主要5閣僚の面々。こちらの"寿司会談"の噂は、マスコミ各社の政治部記者の間ですぐに持ちきりとなった。「やはり"改造"の件で意見交換をしたのか」と……。

 政治部記者を疑心暗鬼に陥れたのは、内閣改造が近いという情報が永田町を駆け巡っていたから。2012年12月26日に発足した第2次安倍政権は、1年半超が過ぎた現在にいたるまで閣僚が1人も交代しておらず、「無交代内閣」として戦後最長記録を更新中。しかし永田町界隈では、「いよいよ首相が内閣改造に乗り出す」との見方が強まっており、マスコミ各社による取材攻勢が熱を帯びていたのだ。

 そもそも内閣改造に対する報道合戦の"号砲"も、波乱含みだった。

「内閣改造 来月下旬軸に」

 こうスクープを放ったのは、7月16日付の日本経済新聞朝刊。改造間近という観測は水面下で取り沙汰されていたのだが、こうして日経が他紙を出し抜いた形となる。ある中央省庁幹部は日経のスクープを見たあと、こうぼやいた。
「うちの大臣は交代が噂されてるから、夏休みの予定を変えないとな……」

 しかし、翌7月17日付朝刊1面で産経新聞【1】が、「内閣改造9月上旬の公算」とスクープを打ち返す。これを見た他紙政治部記者が裏取りに走ると、複数の与党幹部がこれを追認。マスコミ各社は、「9月上旬に内閣改造」と、なだれを打って後追い報道に踏み切る。

「こうした報道を受けて7月31日、安倍首相が内閣改造・自民党役員人事を『9月の第1週に行う』と明言。こうして、内閣改造時期をめぐるスクープ合戦は終わりを迎えたんです」(全国紙政治部記者)

 こうして既定路線となった内閣改造だが、その仕掛け人として名前が取り沙汰されているのが、先の寿司屋会談にも参加した甘利大臣だ。

「安倍首相は、かなり大規模な改造に着手するのではないか」

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