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【premium限定連載】芸能評論家・三杉 武の「実話誌」ゴシップ大賞【11】

沢尻エリカ“シャブSEX”でワ○メ解禁か!? 『笑っていいとも!』終焉と下半身を攻めた秀逸(?)スクープ!

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"カストリ雑誌"などと揶揄されながらも魑魅魍魎が跋扈する芸能界において、一服の清涼剤として機能するオヤジ系実話誌の数々。普段は表立って語られないこれら愛すべき実話誌(一般週刊誌含む)の下世話なゴシップを、芸能評論家・三杉 武がランキング形式で解説する、実話誌時評――。

1位 「浜田雅功VS木梨憲武『女遺恨30年』」(「アサヒ芸能」4月17日特大号)
2位 「無毛ワレメ強制公開 沢尻エリカ『シャブSEX』本番濡れ場」(「週刊実話」4月24日号)
3位 「新垣結衣と錦戸亮 どんどん深まる愛」(「フライデー」4月25日号)
4位 「『千年に1人のアイドル』と呼ばれる15歳少女の人気曲線」(「週刊新潮」4月17日号)
5位 「カトパン後継も頓挫? フジ期待の富澤智アナに社内恋愛発覚」(「週刊文春」4月17日号)

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「アサヒ芸能」4月17日特大号

 32年の歴史に幕を下ろしたフジテレビ系「笑っていいとも!」が、後番組の「バイキング」も含めて何かと話題を集めている。

 3月31日に放送された最終回は平均視聴率16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、同日の夜にオンエアされたスペシャル番組は平均視聴率28.1%の高視聴率を記録。ちまたでは“タモロス”なんて言葉まで囁かれている。

 国民的長寿番組として長きにわたり愛されてきた同番組も、近年は低視聴率にあえいでいたわけだが、いざ打ち切りが決まると、それまでそっぽを向いていた視聴者もにわかに注目し、最後に花を持たせるのは、散り際を大切にする日本人特有の美徳の表れだろう。

 そのぶん“新参者”の「バイキング」に対する風当たりは、今後もさらに強いことが予想されるが、果たして逆風を跳ね返すことはできるのだろうか?

 今週の3位は「フライデー」の「新垣結衣と錦戸亮 どんどん深まる愛」だ。「バイキング」と同様、インターネットの普及により、激しい逆風が吹き荒れている紙媒体。

 特に独自スクープを追う写真週刊誌は経費もかさむため、相当厳しい状況に追い込まれているが、先週の香里奈しかり、今週の新垣結衣&錦戸亮しかり、逆風にあらがうかのようなイケイケ路線には素直に敬意を払いたい。

 錦戸と新垣の親密な関係については以前から双方のファンやマスコミで取り沙汰されていたが、その後一部女性誌により破局が報じられた。だが、同誌によると2人の交際は継続中だそうで、2人は同じマンションの別々の部屋に居を構えて、愛を深めているという。破局を報じた某女性誌への嫌味も忘れないのが、いかにも同誌らしい。

 続く2位には、「週刊実話」の「無毛ワレメ強制公開 沢尻エリカ『シャブSEX』本番濡れ場」をピックアップした。
 
 先月下旬に、一般社団法人日本音楽事業者協会(音事協)と加盟プロダクション及び関連会社5社の所属アーティスト8人から、パブリシティ権ならびに人格権を侵害する記事を掲載されたとして、総額8800万円の損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こされた同誌。昨年11月発売号の記事「勝手に品評!!芸能界妄想オッパイグランプリ」の中で、該当の8人のアーティストの肖像写真を無断で合成、使用し、肖像権を侵害したことが問題視されている。

 通常であれば、芸能界の一大勢力を敵に回し、ほとぼりが冷めるまでしばらくの間は大人しくしていようという計算も働きそうなものだが、そんな浮世の処世術などどこ吹く風とばかりに“無毛ワレメ”や“シャブSEX”など過激なフレーズを駆使した見出しを掲げてブレない姿勢を貫くのが、同誌の同誌たるゆえんなのだろう。

 内容はというと、女優の沢尻エリカが来春公開の映画「新宿スワン」で衝撃の“シャブ漬けセックス”シーンを見せるというもの。同作は東京・新宿歌舞伎町の裏社会を描いた漫画が原作で、沢尻は薬物中毒の風俗嬢役を演じており、ようは映画の紹介記事に過ぎない。実際、他の実話誌や週刊誌でも似たような記事はチラホラと見受けられるのだが、前述した諸事情もあり、個人的には大いに興味をそそられた。

 そうした中、今週は「アサヒ芸能」の「浜田雅功VS木梨憲武『女遺恨30年』」を1位とした。
 
 「笑っていいとも!」のスペシャル番組での東西の大物芸人たちによる共演は大きな話題になっている。

 個人的には、当事者同士に因縁のある「ダウンタウン」と「爆笑問題」、明石家さんまと松本人志の共演の方がインパクトはあった。「とんねるず」と「ダウンタウン」に関しては、本人たちと言うよりも周囲の取り巻きがけん制し合っていた印象があり、実際に松本本人も「とんねるず」の2人との関係をお笑い界の“先輩”とし、不仲説を否定している。その一方で、「とんねるず」と「ダウンタウン」について言えば、木梨憲武と浜田雅功に関するあるウワサの方が業界内では以前から広く知られていたが、そこに切り込んだのが今回の記事だ。

 同誌は、95年に出版された“とんねるずの元マネジャー”と称する渡辺進氏の暴露本「貴明と憲武」を引き合いに出して、木梨が独身時代に現在の浜田の妻である小川菜摘と付き合っていたことが、いまだに2人の間にしこりを残しているとしている。

 そのほか、先に触れた「ダウンタウン」と「爆笑問題」、明石家さんまと松本人志との“因縁”にも言及しており、大物芸人たちによる“奇跡の共演”の裏解説として、なかなかに読み応えのある内容である。

三杉 武(みすぎ・たけし)
大学を卒業後に全国紙で記者を経てフリーに転身。記者時代に培った独自のネットワークを活かして、芸能評論家として活動。週刊誌やスポーツ紙で独自の視点からコメンテーターを務めるほか、スクープ記事も手掛けている。アイドルやアニメ、TRPG、プロレスなどのサブカルチャーにも造詣が深い。2012年には『AKB48総選挙2012公式ガイドブック』にて、10論客として第4回AKB48選抜総選挙の予想および解説を担当。翌2013年にも『AKB48総選挙2013公式ガイドブック』にて、8論客として、第5回AKB48選抜総選挙の予想および解説を務める。


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