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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

濡れ場で知名度を上げる落ち目の女優戦略か? 生田斗真、起死回生“全裸20分”映画

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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『人間失格 公式写真集 ~starring 生田斗真~』(角川マーケティング)

 ジャニーズタレントの勢いが増している。テレビの番組表を見ても一目瞭然。NHKから民放まで平均して1日3番組、ジャニーズのタレントが出演している。「ジャニーズなくして番組は成立しない」といっても過言ではない。民放のディレクターがこう話す。

「ジャニーズを出せば確実に数字が読める。ドラマ、バラエティー関係なくファンが必ず見るから、ファン以外が見なくとも、今のテレビ界では平均点を取る番組が良しとされる風潮があり、ジャニーズに頼る傾向にある」

 確実性を求めるあまり、これまで前例のない番組が今春に誕生することになった。朝の情報番組を独走するNHKの『あさイチ』に対抗するべく、TBSは同じ時間帯に新情報番組『いっぷく』をぶつけてきたのだ。

 驚きは新司会者に起用されたTOKIOの国分太一。『あさイチ』のV6井ノ原快彦とぶつかることになるのだ。

 アイドル同士による、まさにガチンコ勝負だが、2人とも同じジャニーズ事務所の所属。「同じ時間に同じような番組で同じ事務所のタレントがバッティングするのはある種のタブーですが、今のジャニーズの勢いはそんなタブーも打ち破ってしまう。対抗できるタレントが他にいないのも我々の弱点かもしれませんが……」とライバルの芸能プロはお手上げ状態という。

 2人ともジャニーズの中では爽やか路線で売り出している。"アイドルらしくないアイドル"で、同時間帯の主要視聴者、主婦層の好感度が高い。お互いに刺激になり切磋琢磨すればという発想もあるが、数字を取りあうことは必至、どんな結果が待っているかは未知数。そんなジャニーズ攻勢をテレビ関係者はこう話す。

「ジャニーズは今や大所帯。歌って踊れるグループが前提とはいえ、それだけでは仲間内で食い合うだけ。グループ活動しながら各々の個性を生かして、ドラマからバラエティー、さらにニュース、情報番組まで進出している。このままだと大半の番組をジャニーズが独占してしまう可能性もある。他の事務所も対抗措置を取らなければジャニーズの独壇場は加速するばかりだ」

 ジャニーズでは珍しくグループに所属せずに役者として活躍する生田斗真も、タブーに挑戦する。7本目になる主演映画『土竜の唄』で全裸になっている。映画記者によれば、「車のボンネットの上に全裸で縛られ股間は紙だけというシーンで始まり、トータル20分近く全裸。まるで男版のストリップみたいです。コミックの原作とはいえ、二枚目俳優の生田がここまでやるのも異例」という。しかし、苦肉の策という見方もできるのだ。

「正直なところ、生田の映画はこれまであまりヒットしていない。眉目秀麗な顔が裏目に出て、ファン以外の人は見ていて違和感を覚えるという声が多い。つまるところ彼が出演する映画は"熱烈な生田ファンのための作品"に過ぎない。そこで打ち出したのが三枚目の役で、禁じ手とも言える全裸。ファンはもちろん、新たな客の獲得につながる可能性も秘めている。実際、監督も全裸が売り物のように前面に押し出して宣伝しています。女優が起死回生を狙うために裸やベッドシーンをやるようなものと同じです」(映画関係者)

 売れなくなった女優が脱ぐのは芸能界の古典的な手法。これは男性タレントも然り。特にジャニーズの裸は最近よく目立つ。コンサートなどでは当たり前の光景で、水やワイヤーアクションに加え、上半身裸で舞台に立っている。

「サービスショットでしょうが、ファンたちは上半身をセクシーポイントととらえているので、裸を見ればお得感がある。リピーターが多いですから、飽きさせない演出として今や裸も不可欠な演出です」(舞台関係者)

 CMの世界に転じれば、東山紀之も亀梨和也も上半身裸で出演している。

「男性が唯一、オープンに見せられるのが上半身。特に鍛えられた上半身は女性を魅了する時代。顔やスタイルだけでなく上半身も今や立派なアイドルのアイテム。特にセックスアピールには欠かせない。そのために常日頃から体は鍛えておかなければならない。女性の美容と同じです。ただ、それを売り物にしなければならないというのも考えものですがね。やはり、芸能人は芸でファンを魅了しないと長続きはできません」

 脱いで一旗揚げるジャニーズ軍団に、テレビ界と芸能界は厳しく見ているようだ――。

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