>   >   > 「月刊」シリーズ編集長【宮本和英】「亀梨くんが色っぽい!」

――ジャニーズタレントの表紙起用率の高さは「表紙にジャニーズ登場で雑誌は売れるのか? "メディア支配"の実情と実力を検証」でも述べた通りだが、被写体としての訴求力はいかほどのものか。実際、イケメン男子の写真に反応する女性は想像以上に多い。新潮社で発行されていたグラビアムック本の「月刊」シリーズ(現在はNEO株式会社刊)の創刊時からの編集長で、2011年からは男性版の「月刊MEN」も手がける宮本和英氏は、「写真集の市場では男性タレントと女性タレントの差がなくなってきた」と語る。

1402_J_8.jpg
ブレイクの時期にドンピシャで出版された
「月刊MEN 綾野剛」 「月刊MEN 向井理」。ジャニーズでこんな写真集出してくれたらどんなにいいか!!

「『月刊』シリーズを立ち上げた1998年と現在とでは、写真集の売り上げが一桁は違う。特に女性の写真集の売り上げは大きく落ち込んだけど、男性の場合はブレイクのタイミングと上手く重なれば、まだ話題になりやすい面がある。『月刊MEN』でいえば、シリーズ第一号の向井理くんや、一昨年の春に出た綾野剛くんの場合がまさにそう。三浦翔平くんのように、役者として活躍しながらアイドル的な人気も持っているタレントは、販促イベントやサイン会などにも多くのファンが駆けつけてくれるしね」(同)

 そんなイケメン俳優たちと比較しても、「ジャニーズが抱えているファンの大きさは別格」だと宮本氏は続ける。しかし、ジャニーズタレントは本格的な写真集をほとんど発売していない。事実、2013年にも綾野剛や福士蒼汰、はては豊川悦司まで、いわゆる「イケメンタレント』と呼ばれるこういった面々が写真集を発表するなか、あれだけいるジャニーズタレントの誰ひとりとして写真集を出していないのだ。12年に関ジャニ∞が講談社から1st写真集を発売し、25万部を発行したという例外はあるものの、嵐などはグループ全体でも個人でも代表的な写真集がないのが現状だ。

「僕もジャニーズタレントの写真集を手がけた経験はないけど、相葉くん(相葉雅紀)主演のドラマ『マイガール』(09年、テレビ朝日系)のオフィシャルブックを編集し、彼の写真を撮り下ろした経験があったな。さすがにスケジュールに空きがなくて、1時間で10ページほどを撮り下ろす厳しいスケジュールだったけど、彼の高い表現力もあって魅力的なページが作れましたね。『小さい頃からトレーニングや競争を継続し、選びぬかれた存在の彼らは被写体としても魅力的なんだな』と、そのときに感心しましたよ。ジャニーズ事務所は写真集を作る側から見ても、宝の山のような存在だと思いますよ」(同)

 では、もし「月刊」シリーズでジャニーズタレントを手がけられるとしたら、選ぶのは誰なのか。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

サイゾープレミア

2017年2月号

過激な「マンガ」読本

過激な「マンガ」読本

"経済予測記事"はなぜハズれるのか?

    • 【経済予測記事】はご都合主義?
    • 経済学者が語る【金融緩和バトル】
    • 経済誌【制作の舞台裏】

カルチャー化する"メンヘラ"の謎

カルチャー化する
    • 【青山ひかる】が病みかわコス!
    • カジュアル化する【病み】
    • 【松永天馬】が語るメンヘラ

インタビュー

連載

    • 【平嶋夏海】もう少し遊びたかったんです。
    • 【山崎真実】Dカップの無為自然
    • MoeにKoiする5秒前
    • 大統領選を揺るがした【フェイクニュース】
    • 迫りくる教育の【2020年問題】
    • 高須基仁の「全摘」
    • 人はなぜ【忘年会】を開くのか?
    • 南米のマツリ・ダンス文化
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 月刊カルチャー時評/『真田丸』
    • 【ア・トライブ・コールド・クエスト】黒人音楽の常識を変えた!
    • 【恒例運転者事故続発】誤ったイメージ醸成の理由
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」
    • 『男子の生き様』俳優・宮城紘大
    • 増える依存症と経営赤字【カジノ法案】の真実
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/プーチン最強伝説
    • ジャングルポケットの「アダルトジャングル探検録」
    • 【紙の月】女の正義は状況や気分によって容易に更新される
    • 磯部涼の「川崎」
    • アメリカにはない【日本のSM】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 更科修一郎の「批評なんてやめときな?」
    • 花くまゆうさくの「カストリ漫報」