サイゾーpremium  > 特集  > 本・マンガ  > ジャーナリスト【青木理】週刊誌が描くノンフィクションの強度
第1特集
サイゾー的タブー破りの雑誌ガイド【4】

【ジャーナリスト/青木 理】変化球なノンフィクションを発信する週刊誌の強度

+お気に入りに追加

1402_wide_5.jpg

青木 理(あおき・おさむ)
共同通信社警視庁公安担当、ソウル特派員などを務めた後、2006年からフリーに。近年の著作に『絞首刑』(講談社文庫)、『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』(小学館文庫)、『誘蛾灯』(講談社)など。


1402_wide_6.jpg
【1】「週刊ポスト」
小学館/69年創刊/420円
講談社の「週刊現代」と双璧をなすサラリーマン向け総合週刊誌。お堅い政治記事からヘアヌード、(最近はやりの?)壮年セックス特集などの見出しが踊る。

──処女作『日本の公安警察』(講談社現代新書)以降、数々のノンフィクションを発表してきたジャーナリストが考える、雑誌ジャーナリズムの強度とは?

「月刊現代」(講談社)や「月刊プレイボーイ」(集英社)など、本格的なノンフィクションを発信する月刊誌が消えていった中で、現在奮闘しているのは「週刊ポスト」【1】じゃないでしょうか。拙著『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』はポストの連載をまとめたものだし、最近では高山文彦さんの長期連載や『ネットと愛国』(講談社)の著者・安田浩一さんによる中森明菜の半生記などが連載されました。それらを、あくまでも“変化球”という位置付けではあるんだろうけど、常に何本か掲載しているという意味でポストは、ノンフィクション発表の場を提供してくれている。ポストのライバル雑誌である「週刊現代」(講談社)も、最近はナマネタを追いかけるというよりも企画モノが中心でしょう。左右問わず総合月刊誌が少なくなり、週刊誌が全体的に月刊誌の様相を見せているとも感じてます。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年8月号

中韓エンタメ(禁)大全

中韓エンタメ(禁)大全
    • ブルース・リーからBTSまで【中韓エンタメ受容史】
    • 【中国ヒップホップ】の潜在能力
    • 【K-POP製作陣】が語る日本の課題
    • 【BTS】が成功して少女時代がコケた理由
    • 芸能界革命【中国アイドル】ブーム
    • 乃木坂より良い!?【Cアイドル】6選
    • 国家も支援する中国の【食動画】とは?
    • この【食動画】が見たい!セレクション
    • 【中国ファッション界】急成長とリスク
    • 【中国アート】市場の成熟度
    • 【菊地成孔】フロイディズムが息づく物語
    • 【笛木優子】韓国で女優を志すきっかけ
    • 【韓流ぴあ編集長】恥部も暗部も映像化する底力
    • 【片山慎三】今の韓国映画の原型!?60年前のサスペンス
    • 【キム・ソンフン】隠蔽された民主化の歴史を追う
    • 社会問題化する【韓国ネット民】の闇
    • 今も根強い韓国国内の【地域差別】
    • Jリーグも完敗の【中国サッカー】
    • 【朝鮮族】をつなぐサッカー文化
    • 【カンフー映画】の盛衰と進化の旅
    • 極東【バイオレンス】映画祭
    • 急速に広がる【中国SF】の世界
    • 【中国映画】1兆円市場・真の良作
    • 【2.5次元ミュージカル】13億人が熱視線

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー
    • 【ジェナ】韓国の美モデル参上

NEWS SOURCE

    • レアル移籍の【久保建英】を狙う魑魅魍魎
    • 浜崎あゆみの二番煎じ!?【安斉かれん】て誰?
    • 【参院選】裏の見どころは「不正操作」?

インタビュー

    • 【井桁弘恵】令和初の仮面ライダー美少女
    • 【ゴジゲン】ずっと終わらない永遠の放課後
    • 【FNCY】ヒップホップのニュー・クラシック

連載

    • 【小倉優香】韓国の友達が多いんです。
    • 【日向カリーナ】ブラジル系モデルの古風な一面
    • 愛しさと、切なさと、【熊田曜子と】
    • スマホとSNS以降の【ネットの未来】
    • 【安藤寿康】人間は"教育"によって生かされている(前)
    • 高須基仁/【反社】との交際くらいで騒ぐな!
    • 己の殻を破る【ギャル】が祭に集う
    • 中国【ファッションアプリ】の裏事情
    • 【Lil Nas X】栄光と挫折と突然の告白
    • 町山智浩/【トム・オブ・フィンランド】ゲイ・カルチャーの革命家
    • 医師と大手メディアと【製薬会社】の利益相反
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/闇営業物語
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/『ホットギミック』"鈍い女"がモテる理由
    • LAのDJが懐古する【90年代のクラブシーン】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【都市計画】のスペシャリストがビールで街を盛り上げる!
    • 幽霊、殺されても咎人となるニート。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』