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第1特集
芸能プロマネージャー覆面座談会【1】

あまちゃんヒットでレプロが”能年会議”!? 芸能マネが語る「仕事をしたいテレビ局」

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──NHK朝ドラ『あまちゃん』大ヒットの裏には、情熱的なNHK制作陣のたゆまぬ努力があった!? 30%超えの大ヒットドラマ『半沢直樹』のあとにTBS日曜劇場枠で放送されるキムタク主演『安堂ロイド』から、あのSMAP名物マネの“神通力”の低下が見て取れる!? 「週刊文春」よりも東スポよりも早く、10月期ドラマのウラ側をすべてお届けします!

【座談会参加者】
A:大手芸能プロマネージャー
B:役者系小規模プロマネージャー
C:中堅芸能プロマネージャー
D:大手芸能プロマネージャー

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「大日本新政會」という民族派団体のHPにアップされていた内容をもとに取材し、書かれたという「週刊文春」2013年9月12日号の記事。

 大手から中堅どころまで、芸能プロのマネージャー方にお集まりいただき、昨今のテレビドラマ事情について語っていただく本企画。ところが話題は、「週刊文春」(文藝春秋)9月12日号に掲載された“あのネタ”に集中。NHK大河ドラマ『八重の桜』を担当するエグゼクティブプロデューサーN氏が、“芸能界のドン”ことバーニングプロダクションの周防郁雄社長から長年にわたり接待を受けており、さらには暴力団関係者と宴席を共にし、しかも10年ほど前、当時のモーニング娘。現役メンバーの“肉弾接待”をも受けていたというのだ。そのせいか、Nプロデューサーが手がけるドラマには、“バーニング系列”の芸能プロに所属する俳優たちの出演が多いというのだが……。

A いやー、あの報道はありえないと思うね。接待はあったとしても、名のあるタレントを枕営業にあてがうっていうのは絶対ないよ。今ってもう、芸能プロがドラマ絡みで局の人間をがっつり接待するって、それほどないじゃない? ましてやモー娘。が駆り出されるっていうのはちょっと信じ難いね。

B 接待攻勢がスゴイのって、むしろ音楽系だよね。以前『MUISC JAPAN』や『紅白歌合戦』のプロデューサーI氏とレコード会社との癒着が報じられたりしてたけど。特にNHKは「みなさまの受信料で成り立っている」というタテマエもあるし、局の社員さんもワリカンにしたりとかすごく気を遣ってるよね。だいたいNHKの人もキー局の社員も、おれらよりよっぽど給料いいんだからさあ(笑)。

C N氏に関しても、悪い噂は聞かないよね。むしろ真面目な人。若干KYなところはあるって話は聞いたことあるけど(笑)。

D あの文春には、「N氏が手がけたドラマにはこれだけバーニング系の俳優が出演してる」ってわざわざ一覧表が出てたけど、あれも大げさだよね。そんなに大したことない役の人もいっぱい載ってたじゃん(笑)。「バーニング系芸能プロ」って腐るほどあるし、そういう大手プロはやっぱいい役者を多数抱えているから、端役になればなるほど「過去のお付き合いもあるから、あの芸能プロにお願いしておこうか」ってことになりがち。そういうもののすべてをバーターだ行政だといわれてもねえ。

B 民放の場合、重要な枠の主役級は、局と芸能プロ間の行政で1年も2年も前からキャスティングだけは決まってるのが普通だけどね。まあそれだっておれらからすれば、“交通整理”として必要な行為だけど。あれだけ忙しくてCMの縛りもある売れっ子役者のスケジュールをあらかじめ押さえとかなくて、どうやって仕事が回るのよっていう。

『半沢直樹』に勝てるかはキムタクへの演出次第

1310_zadankai_06.jpgご存じキムタク。今回はいつもにも増して「視聴率男」のプレッシャーがキツい!?

B まあそんなわけで、10月期のドラマを眺めてみますか。まずはこれしかないでしょう。TBSの日曜夜9時、SMAP木村拓哉主演『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』。

A ジャニーズ案件、しかもキムタクなんて、キャスティング先行の最たるものだよね。まあ、かつてほどでないにしろ、今でも安定した数字は見込めるキムタクが出れば、広告代理店も喜ぶだろうしCMも高く売れる。それはわかるんだけど……このストーリーはどうなの? キムタクがアンドロイドになって人間を愛するって(笑)。

D 放送は『半沢直樹』の枠、「日曜劇場」でしょ。『半沢直樹』はサラリーマンが日曜の夜に見るのにぴったりな内容だったけど、アンドロイドって……いい大人はちょっと見ないよねぇ。

C 映像に凝ったりするんじゃないかな。演出の波多野貴文氏は、『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジ/07年)なんかを手がけた人。『劇場版 SP』のときは、「ハリウッドとも違う、リアルな路線を目指した」とインタビューで語ってた。大人の鑑賞に堪え得る映像になるかどうかで、視聴率に差が出そうだな。

B キャスティングはどうかな? キムタクの相手役にスターダストプロモーション所属の柴咲コウ、そしてそのバーターとして、同じく“ダスト”の本田翼?

C バッサーこと本田翼は実際に今キテるし、どこもキャスティングしたい女優じゃない? どこまでバーターと言っていいものか。プロデューサーの植田博樹氏は、作品にすごくこだわりがある人だしね。植田氏は、TBSの『ケイゾク』(99年)や『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(10年)、『特上カバチ!!』(10年)、『ATARU』(12年)などを手がけた人。あまりバーターっぽくなく、ちゃんと旬のキャスティングをする感じがある。バッサー以外にも、インセントの山本美月なんかもすごく旬じゃない? まあ強いて言うなら、ジャニーズJr.のジェシーがジャニーズ枠ってとこか。

A 主題歌はどうなるのかな。ジャニーズ事務所のミッチーこと飯島三智女史は、キムタク主演のドラマにSMAPの主題歌なんてダサいことはやりたがらないから(笑)。実際これまでも、主題歌は洋楽だったりしたよね。

D SMAPがTBSのドラマに出るときは、『華麗なる一族』(07年)、『南極大陸』(11年)、『MONSTERS』(12年)などを手がけたプロデューサーの石丸彰彦氏と組むことも多い。で、そのときのディレクターは福澤克雄氏ね。福澤諭吉の玄孫で、『半沢直樹』の演出も手がけた人。ただ、今回は石丸氏&福澤氏コンビじゃないので、どうなるのか楽しみだね。

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