サイゾーpremium  > ニュース  > 芸能  > 【キムタク】ドラマの視聴率不安

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『MR.BRAIN DVD-BOX』( レントラックジャパン)。キムタクドラマの迷走は続く。

 先日、各スポーツ紙でキムタクことSMAPの木村拓哉が10月スタートの日曜午後9時枠のTBS系連続ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』に主演することが発表された。

 同枠での木村の主演ドラマは11年10月クール放送の『南極大陸』以来3年ぶりとなるが、今回のドラマで木村が演じるのは2113年から現実に送り込まれたアンドロイドと天才科学者の2役。03年放送のTBS系ドラマ『GOOD LUCK!!』でコンビを組んだ柴咲コウ演じるヒロインとの時空を超えた恋物語だという。

「総理、パイロット、レーサー、財閥の御曹司、脳科学者、アスリート、美容師などさまざまな役柄に挑んできたキムタクだが、とうとう、現実世界では演じる役がなくなってしまったのでは。とはいえ、キムタクはどの役を演じても結局、キムタクだけに、違和感はなさそうだが」(テレビ関係者)

『南極大陸』は同局の60周年記念番組に集大成として放送されたものの、平均視聴率は18・0%とやや物足りない感があり、「当初は、10月から翌年3月までの2クールの放送が予定されていたが、視聴率が思ったよりも伸びなかったため、1クールに“短縮”された」(TBS関係者)というが、同局にとってやはり木村は“切り札”的存在。ところが、今回はそれが裏目に出てしまったというのだ。

「TBSといえば、このところドラマの視聴率が低迷続き。そのため、キムタクに登場いただく次第となった。ところが、現在、同枠で放送されているドラマ『半沢直樹』が大ヒットすることを誰も予想しておらず、『半沢直樹』の低迷を挽回するためキムタクドラマを『半沢直樹』の次のクールに入れた。ところが、回を重ねるごと視聴率がアップし、8月11日の第5話は早くも29・0%と30%超えの大台目前。期待の低さをうかがわせるように18日は『世界陸上』でドラマの放送予定がなかったため、局に視聴者からの抗議が殺到したとか。そのため、キムタクドラマの制作サイドには早くも平均20%超えが最低限のノルマとして課されている。“ハードル”が上がったところでドラマがスタートするキムタクも運が悪かったが…」(同)

 堺といえば、『南極大陸』に脇役で出演。木村としては負けてられないはず。

 番組の公式Twitterには「皆さんが感じているような『寒い』ものにしないために、色んな人のちからを借りて、ずっと前から工夫している」と書き込まれているが、「半沢直樹」の視聴率が上がれば上がるほど、キムタクドラマの制作サイドは追い込まれることになりそうだ。

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