>   >   > 【小泉今日子】に見るアイドルがアイドルで終わらない方法
ニュース
【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

『あまちゃん』で再ブレイクの小泉今日子に見るアイドルがアイドルで終わらない方法

+お気に入りに追加

――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

1308_kyon2.jpg
『Kyon30~なんてったって30年!』(ビクターエンタテインメント)

 NHKの朝ドラ『あまちゃん』が快進撃を続けている。ヒットするドラマには必ず名脇役がいるものだが、『あまちゃん』では、中でも小泉今日子の存在が、ヒットの大きな要因になっている。

 すでに46歳になる小泉だが、デビューは16歳。オーディション番組の草分け的な存在だった『スター誕生!』(日本テレビ)が芸能界入りのきっかけだった。筆者と親交のあった番組プロデューサー・池田文雄氏(故人)から聞いた話を紹介しよう。

「アイドル発掘を主体にした番組ですから、歌のうまい下手よりもアイドルらしい子が選ばれた。キョンキョンも決して歌はうまくなかったけど、彼女の魅力は顔もさることながらアゴだった。“あんな可愛いアゴはない”と絶賛されていた」

 目や唇が可愛いというアイドルは聞くが、“アゴが可愛い”と言われたアイドルは、小泉しか思い浮かばない。アゴが芸能界入りの決め手になったといっても過言ではない。

 アイドルはあくまでも作られた虚像。アイドルを演じなければならない。テレビの顔と実像は違う。小泉は若い頃から画面から受けるイメージと違い、酒豪として知られていた。池田氏によれば、「そのあたりの男よりも強く、一緒に飲んだら男が先に潰れる。それでいて、乱れないし、逆に色っぽくなる。中森明菜と仲が良かったのもお酒が取り持つ縁だったと思う」という。

 現在、「小泉会」なるものがあり、小泉本人を中心に彼女を慕う若手女性タレントが彼女の元に集まり飲んでいるのも、小泉の飲みっぷりの良さがなせる技だろう。

 私生活では29才で俳優・永瀬正敏と結婚。アイドルの結婚は時期が難しいが、小泉の決断は早く潔かった。2人は「友達婚」と呼ばれ、社会現象にもなったほどだったが、9年後に離婚という結末を迎える。

「結婚を機に、小泉は芸能活動を自粛して家庭中心の生活に切り替えていた。子どもも欲しかったようですが、思うようにはいかなかった。仕事に夢中の夫と家で帰りを待つ妻。典型的なすれ違いでした」(芸能関係者)


サイゾープレミア

2017年2月号

過激な「マンガ」読本

過激な「マンガ」読本

"経済予測記事"はなぜハズれるのか?

    • 【経済予測記事】はご都合主義?
    • 経済学者が語る【金融緩和バトル】
    • 経済誌【制作の舞台裏】

カルチャー化する"メンヘラ"の謎

カルチャー化する
    • 【青山ひかる】が病みかわコス!
    • カジュアル化する【病み】
    • 【松永天馬】が語るメンヘラ

インタビュー

連載

    • 【平嶋夏海】もう少し遊びたかったんです。
    • 【山崎真実】Dカップの無為自然
    • MoeにKoiする5秒前
    • 大統領選を揺るがした【フェイクニュース】
    • 迫りくる教育の【2020年問題】
    • 高須基仁の「全摘」
    • 人はなぜ【忘年会】を開くのか?
    • 南米のマツリ・ダンス文化
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 月刊カルチャー時評/『真田丸』
    • 【ア・トライブ・コールド・クエスト】黒人音楽の常識を変えた!
    • 【恒例運転者事故続発】誤ったイメージ醸成の理由
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」
    • 『男子の生き様』俳優・宮城紘大
    • 増える依存症と経営赤字【カジノ法案】の真実
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/プーチン最強伝説
    • ジャングルポケットの「アダルトジャングル探検録」
    • 【紙の月】女の正義は状況や気分によって容易に更新される
    • 磯部涼の「川崎」
    • アメリカにはない【日本のSM】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 更科修一郎の「批評なんてやめときな?」
    • 花くまゆうさくの「カストリ漫報」