サイゾーpremium  > 特集2  > 【峰岸と柏木】所属事務所が分けたスキャンダル処分
第2特集
サイゾー vs AKB48 "醜聞史"【4】

尾木プロ・峯岸みなみとナベプロ・柏木由紀 所属事務所の体制が分けた処分の明暗

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──座談会【前編】では、運営のメディア・コントロールの現状について語ってもらったが、続いて、メンバーが所属する芸能事務所の状況にも目を向けていこう。大島優子らが所属する太田プロや渡辺麻友らが所属する尾木プロなど、メンバーたちの明暗を分けるのは、やっぱり事務所?

[座談会参加者]
A…エンタメ系月刊誌編集者
B…アイドル誌編集者
C…アイドル誌ライター
D…写真週刊誌記者

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まだ髪の毛があった頃の峯岸みなみ。現在はカツラ研究生として頑張ってますよ!(写真/後藤秀二)

A AKB48の場合、メンバーそれぞれが所属する事務所との関係性によっても、制限が出てきますよね。「BUBKA」(白夜書房)なんかは、秋元康さんの個人事務所とうまくいってるだけで、各芸能事務所とはうまくいってないでしょうし。

B 尾木プロの社長が会長を務めている音事協(日本音楽事業者協会)とは、パブリシティ権などをめぐる裁判になって、モメてましたもんね。

D そのせいなのか、昨年の総選挙の圏外メンバーがいろんな雑誌媒体に割り振られた「ウェイティングガールズ」企画で「BUBKA」が引いた尾木プロの松原夏海だけ、まだ掲載されてない(苦笑)。

C AKSや秋元事務所といった運営サイドと、各メンバーが所属する芸能事務所って、あまり連携せずに、別々に動いてますよね。

D 尾木プロやホリプロなどの大手なんかは特に、ほかの芸能人のマネージメントを経てAKBの子たちの担当になってる人が多いので、現場をよくわかっているし、テレビ局に対しても力を持っている人が多い。そのため、AKSに対しても強く言えるようですよ。

C とはいえ、秋元さんが、ホリプロには結構厳しいって話は聞きますけどね。個人のCM仕事とかもすべて秋元さんに許可をもらうらしいんですけど、「それはやる必要ないんじゃない?」ってことが多々あると。それもあって、“ホリプロ撤退”【編註:立て続けにホリプロ所属メンバーがAKB卒業を発表したため、AKBから手を引く気では? と噂された】って話も出るんでしょう。

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