サイゾーpremium  > 特集2  > 【不正疑惑】も気にしない韓国NHNの強さの理由

──NHN韓国本社の設立の経緯は少々複雑だ。まず、1997年3月にサムスン傘下のICT企業・サムスンSDSの情報技術研究所・検索エンジンチームが社内ベンチャーとして独立し、98年11月に「株式会社ハンゲームコミュニケーション」を設立した。さらに、99年6月に「ネイバーコム株式会社」を設立し、検索ポータルの「NAVER」を開始。同年12月から「ハンゲーム」をスタート。そして、00年7月にネイバーコム株式会社がハンゲームコミュニケーションを買収してサムスングループから完全に独立し、01年9月に社名を「NHN」に変え、現在の姿になったわけだ。

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ハングルで「サッカー」と入力した場合の検索結果画面。1ページ目に表示される情報量が圧倒的に多く、日本人が見慣れているそれとは大きく違うはずだ。ページ上部に表示されているのはツイッターのリアルタイム検索で、どんどん更新されてゆく。

 NHNの11年の売り上げは2兆1474億ウォン(約1485億円)で、前年対比19・9%増加。営業利益は6204億ウォン(約430億円)で5・1%増加した。国内シェア2位のDaumコミュニケーションの同年の売り上げが4213億ウォン(約291億円)、営業利益が1143億ウォン(約79億円)なので、その差は一目瞭然である。

 また、11年5月に韓国の通信社・聯合ニュースが報じたところによれば、韓国国民の72%がNAVERを利用し、国内のインターネット利用人口の91%が毎日同サイトを訪問しているという。しかも利用者のうち、購買力が強いとされる20代以上の比率は76%に上るというから、その影響力は計り知れない。

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