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第1特集
バーニングとドンの推力が衰退したって本当か?【1】

「Bをぶっ潰す!!」と息巻く人物も 芸能界の”最大タブー”バーニングが弱体化の噂の真相

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『続・テレビでは流せない芸能界の怖い話』(ティー・オーエンタテインメント)

──音楽原盤権や肖像権、所属タレントのキャスティングなどをたくみに使い、映画やCM、テレビ番組などマスコミ各方面に強力な影響力を示し、芸能界を牛耳ってきた芸能事務所・バーニングプロダクション。そのスキャンダルや周辺事情については、これまで本誌でも何度となく取り上げてきた。

 そして、系列事務所に所属するタレントの“悪いニュース”を出したメディアを徹底して締め出すことで、にらみを効かせてきたのが、“芸能界のドン”バーニングの周防郁雄社長だ。ここ最近でも、毎年の『日本レコード大賞』への政治力や、小林幸子の事務所移籍騒動において、背後にその名前がちらつき、今でもその影響力は健在のように見える。

 ところが、このところ一部の週刊誌やスポーツ紙の記者から、「最近業界におけるバーニングの影響力が弱くなってきた」という噂がささやかれている。あの“ドン”の影響力が弱まっている……本当なのだろうか?

テレビの制作現場もバーニング離れ?

 まず、「バーニングの弱体化についてよく聞くのは、同事務所とその参傘下にある事務所の求心力の低下です」と語るのは、スポーツ紙記者。

「バーニング以外の事務所もテレビや映画の制作現場と築いてきた関係が深くなってきていたり、自社で音楽の版権を持っているのでバーニングに気を使う必要がなくなってきた」(スポーツ紙記者)

 バーニングの力の源泉は、トラブルに巻き込まれたタレントや事務所を助ける見返りに得た、原盤権や出版権だ。そうした権利を使い、テレビの音楽番組やテレビドラマの主題歌タイアップなどにブッキングすることで、金と権力を得てきたのだ。

 そんなバーニングが一番力を持っていたのが、小室哲哉がプロデュースした楽曲が売れに売れていた90年代中盤から00年ごろ。同事務所は、小室の原盤権を使い、歌番組や音楽業界に強い力を発揮してきた。

 ところがTKブームが終了して10年がたち、音楽番組の人気も低迷。現在芸能界では、相変わらず人気のジャニーズに加え、最近ではAKB48が、お茶の間を席巻している。そのほか、武井咲や剛力彩芽などがブレイクし、絶好調のオスカープロモーションや、映画俳優に強いスターダストプロモーションなど、バーニング系以外の事務所ばかりが、人気を集めている状態だ。

「多くのメディアが不況にあえぐ中で制作側も、できるだけ稼げるビジネスライクな関係を優先する傾向にある」(同)というように、最近ではすっかり現場の勢力図が変わったというのが大方の見方だ。

 その一方で、「バーニング系列のある芸能プロでは、子飼いの記者や芸能関係者を集めた飲み会を開いており、過去には50人ほどは集まっていたが、年々人数が減り、最近では10数人になることもある。以前はイケイケだったあの社長が、自宅に招いて自らお酌をするなんてこともあったようだ」(芸能プロ関係者)と、バーニング関連事務所の凋落の一端を話す。

 実は本誌も、最近別のバーニング直下の芸能プロと“お近づき”になる機会があった。これまで数々のバーニングネタを取り扱ったきた本誌だが、ウェブ版「日刊サイゾー」の企画で、バーニング直下の芸能プロSに所属するタレントにダメ元でオファーしたところ、まさかの出演OK。さらに取材後「今後のこともあるのでごあいさつを……」と、わざわざマネージャー氏が小社まで足を運んできたのだ。創刊当初からバーニングネタを扱い、「訴訟も辞さない」とまで言われたことのある小誌だが、もはや直下と言われている事務所さえ、本体に気を使わなくてもよくなったということなのか?

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