サイゾーpremium  > 特集  > タブー  > サイゾーが勝手に提言!【テレビ界】が抱える弱点

───ああ、やるせなきテレビ界!! テレビは、いったいなぜこんなにも落ちぶれてしまったんだろうか? 多くの人にとって、明らかに人生における「テレビの重要度」が下がってきている……。今もまた制作現場で寝ずに働くADの悲鳴が聞こえてきました!(ハッ、幻聴か……)。

(絵/小笠原徹)

苦悩するウィークポイント───【1】

1210_ill_tv.jpg

■自主規制問題
じしゅきせいもんだい▼自主規制とは、放送局が自らに判断して“言葉の置き換え”や“番組放送内容の変更”を行うこと。大きなきっかけとしては、96年、『子どものイジメを助長しかねない』との理由から、日本PTA全国協議会が『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)に内容改善を求め抗議した頃から自主規制が始まったといわれている。

■「自主規制」でもはやがんじがらめのテレビ番組
局側が視聴者からのクレームを恐れて自らの首を絞めるような格好で「自主規制」を生み出している。自主規制をはみ出した番組を制作してしまうと、その番組への苦情がきて、それによって社内査定が落ちて、左遷されたり、テレビ局社員として出世ができずポジションが下がってしまうという現状がある。また、テレビ局員がそれぞれの責任対応をするので、「自主規制をやめよう」とか言っても、もはや個人の力でどうにかなる問題ではないという。そんな中でもテレビにおける“花形”といえば、生放送でのハプニングや放送事故。笑福亭鶴瓶が『FNS27時間テレビ みんなのうた』(フジテレビ/03年)で局部を露わにしてしまったのが好例。放送直後にフジテレビに電話で100件、ホームページに150件の抗議が殺到したという逸話まである。

■BPO青少年委員会に苦情・意見が10件以上あった主な番組(2011年)

1210_bpo.jpg

[解説]
苦情件数では圧倒的にPTA曰く“子どもに悪影響を与えかねない”番組を抱えているのはフジテレビだが、なかでも光っているのが『痛快! ビッグダディ』。大家族・林下家を取材したドキュメンタリーで、「夫婦喧嘩ばかりしている」との苦情が相次いでいるという。ところがビッグダディこと林下清志氏は「FRIDAY」(講談社)にて、「喧嘩なんて、一番おいしい場面。テレ朝に『喧嘩ばっかりしてるんだ』と問い合わせがすごくきたが、テレビ局が、夫婦喧嘩を見たいという世間のニーズに応えているだけ。すべては視聴率のためですよ」と内幕をバラしている。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2018年12月号

"異能作家"たちが語る「文学、新宿、朗読」論