サイゾーpremium  > 特集  > スポーツ  > 【サイエンス・ライター】が教える"使える"ドーピング薬

──「スポーツ選手がドーピングでメダル剥奪!」と聞くとなにか遠い場所での出来事のようにも聞こえるが、実は、海外の通販サイトを使えば購入できるものもあるのだとか。さらに市販薬の中に同様の成分が入ってるものもあるのだと……。身近にあるドーピング薬とその効能を解説!

1207_kofunzai.jpg

■興奮剤(頭部)
使用は厳禁! 覚せい剤と酷似しているものも!?
【代表的な薬】カフェイン、エフェドリン

心身の疲労を忘れさせ、闘争心や学習効果を高めるとされる興奮剤。代表的なものとして、おなじみのカフェインや、化学構造が覚せい剤と酷似しているというエフェドリンが挙げられる。五輪でドーピング検査による金メダル剥奪第一号となった、72年ミュンヘン五輪アメリカ代表の競泳選手、リック・デモントは、エフェドリンで陽性に。持病の喘息を改善する気管支拡張剤に含まれていたと主張したが、例外は認められなかった。


1208_kinnikuzoukyou.jpg

■筋肉増強剤系(腕部)
脅威の脂肪融解作用で全身赤身肉に?
【代表的な薬】アナボリックステロイド、クレンブテロール

ドーピングの代名詞=ステロイドとともに、ボディビル業界で話題になっているのが「クレン(クレンブテロール)」。もともとは家畜の赤身肉を増やすための薬で、劇的な脂肪燃焼&筋肉増強効果があるという。10年のツール・ド・フランスで総合優勝を果たしたアルベルト・コンタドールの検体から検出され、2年間の資格停止処分を受けた。「飲むと体温が0.5度上がり、皮下脂肪が毎日5ミリ減少。毒性を無視するなら、圧倒的な効果です」(クラレ氏)。



ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年11月号