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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第20回

戦争したって儲からない!? 恒常的軍備が無化した戦争の経済効果と新しい平和の形

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──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知的実践の手法を用いて、世の中の出来事を解説する──。

第19回テーマ「軍需産業と経済効果のジレンマ」

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[今月の副読本]
『戦争の経済学』
ポール・ポースト著、山形浩生訳/バジリコ(07年)/1890円

戦争は、本当に経済を発展させるのか――。先進国を中心に"定説"とされていたこの問いに、「武器市場の概略」「核物質取引の価格」など、多角的に、かつ初歩的な経済理論を用い、ストレートに分析した一冊。


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