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「CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評」とは?

本誌連載陣でもある批評家・編集者の宇野常寛氏が主宰するインディーズ・カルチャーマガジン「PLANETS」とサイゾーがタッグを組み、宇野氏プロデュースのもと、雑誌業界で地位低下中のカルチャー批評の復権を図る連載企画。新進気鋭の書き手たちによる、ここでしかできないカルチャー時評をお届けします。見るべき作品も読むべき批評も、ここにある!

【今月の1本】
『妖怪人間ベム』

岡室美奈子[現代演劇研究]×成馬零一[ドラマ評論家]×宇野常寛[批評家]

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──ドラマが全体的に豊作だった2011年秋冬クール。世間的には『家政婦のミタ』が大注目だったが、ドラマ好きの間では『妖怪人間ベム』も放映前から注目されていた。『Q10』や『銭ゲバ』を手がけた日テレ・河野英裕プロデューサーと、『怪物くん』やアニメ『TIGER&BUNNY』で大ブレイクした脚本家・西田征史という組み合わせは、果たしてどう出たか? 異形の存在を描ききった本作から、ポスト3・11のドラマを考える。

宇野 2011年10月クールのドラマは、話題作が豊富でしたね。話題でいったら『家政婦のミタ』(日本テレビ)がダントツでしょうが、今回はあえて『妖怪人間ベム』をテーマにしたいと思います。

成馬 ドラマ好きにとっては、河野英裕プロデューサー(日テレ)と、脚本家・西田征史のコンビがついにきたかということで、かなり期待感があったんです。ただ一般的な層から見ると「また昔のアニメのドラマ化かよ」って感じで、通りが悪かった印象もありますね。

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