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──地上派で放送される際に、放送できない部分を隠すために用いられる3つの主な手法をご紹介しよう。

特集「エロすぎる深夜アニメの世界」
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(絵/笹部紀成)

■湯気が、いい仕事してます。
「湯気規制」

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温泉やお風呂などで、女性の入浴シーンの際に必ずといっていいほど登場する、湯気による規制。『GIRLSブラボー first season』では、そのあまりの過剰さに、アニメ映画『スチームボーイ』をもじって、『スチームガール』というアダ名がついた。
[代表例]
『GIRLSブラボー first season』『もっとToLOVEる』『バカとテストと召喚獣』など。

■うおっ!まぶしっ!!
「光規制」

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光源がまったく見当たらないところから急に差し込むまばゆい光が、見せられないところを隠す。『魔乳秘剣帖』などでは、画面の9割以上が光で占められることも。裸の少女が、突如発光することもしばしば。
[代表例]
『魔乳秘剣帖』『おまもりひまり』『R-15』など。

■残念だけど、「見せられないよ!」
「アイコン規制」

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ロゴマークやキャラのアイコンなどで、規制対象となる部分を覆うタイプ。「自主規制」などの文言が書かれ、規制自体をギャグにしているものも多い。『さよなら絶望先生』では、原作者の久米田康治のアシスタントMAEDAXの実写の顔がアイコンとなった。
[代表例]
『さよなら絶望先生』『GUN×SWORD』『いちばんうしろの大魔王』など。

独断と偏見で真面目に選ぶ
地上波アニメのエロエロランキング・トップ5


──これまで見てきたように、氾濫するエロい地上波アニメだが、実際のところどれだけエロいのか? 独断と偏見に基づいてその過激度で順位付けをしてみた。

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第1位
■近親相姦に青姦も!
『ヨスガノソラ』
監督/高橋丈夫 原作/Sphere 放送年/2010年
放送局/AT-X(年齢制限あり)、BS11、TOKYO MX
[ストーリー]
事故で両親を失った兄妹・悠と穹は、片田舎の亡き祖父の家で暮らし始める。そこで、悠が同級生や幼なじみのお姉さん、果ては妹と結ばれるまでを分岐的に描く。
[選評]
地上波アニメでは明確に描かれることの少ないエッチを真正面から描くだけでは飽き足らず、青姦に近親相姦といった、ドキドキのシチュエーションを演出し、視聴者が飽きるのを防ごうとしたサービス精神に脱帽。本作は、表現的にも倫理的にも、下手なアダルトアニメよりも頑張ってしまった感がある。当時、都条例改正に関する議論で二次元の性表現が矢面に立たされる中、規制の影響を受けながらも、「石原上等!」といわんばかりに放送したTOKYO MXの漢気を買って、堂々の1位認定。

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第2位
■光り輝くおっぱいがいっぱい
『魔乳秘剣帖』
監督/金子ひらく 原作/山田秀樹 放送年/2011年
放送局/ AT-X(年齢制限あり)、TOKYO MX、テレビ神奈川ほか
[ストーリー]
「乳こそこの世の理」という考えがはびこる江戸時代。権力集団"魔乳一族"の末娘・千房は、乳の大小がすべてを決める理不尽な世を正すために、里から出奔する。
[選評]
ただひたすらにおっぱいを描くことを追求。そのコンセプトから、ほぼ全編にわたっておっぱいが露出し、テレビ放送時はおっぱいが映る画面の9割以上が規制の光に覆われるという放送事故状態に。あまりのシュールさに、視聴者からは「なぜテレビでやった」「内容も規制もひどいw」「おっぱい!」といった声が上がっていた。監督の金子ひらくは、ツイッターでおっぱいに関するツイートを繰り返すほど、おっぱいに情熱を注いでおり、おっぱいへの作り手の熱が白く光る画面からも伝わってくる快作。

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第3位
■力の源は母乳
『聖痕のクェイサー』シリーズ
監督/金子ひらく 原作/吉野弘幸・佐藤健悦
放送年/2010年(一期)2011年(二期)
放送局/TOKYO MX,チバテレビほか
[ストーリー]
女性から聖乳(ソーマ)と呼ばれる生体エネルギーを吸い取ることで、特殊能力を扱う"クェイサー"であるサーシャは、義姉の仇との戦いに身を投じていく。
[選評]
2位にもランクインした金子ひらくが、"おっぱい監督"としてその名をはせるきっかけとなった記念碑的作品。原作は「チャンピオンRED」(秋田書店)連載のマンガで、「アニメでできないことをやる」というコンセプトから生まれた同作を奇跡の映像化。一期放送時には、設定上重要となる"授乳"シーンが、あまりのエロさにことごとく映像を差し替えられるハメに。結果、展開についていけない視聴者が続出した。二期では、通常の光規制となったため、発光するおっぱいに慣れれば普通に楽しめる。

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第4位
■戦闘にポロリはつきもの
『クイーンズブレイド』シリーズ
監督/よしもときんじ 原作/Hobby JAPAN
放送年/2009年(一期,二期)
放送局/AT-X(年齢制限あり)、TOKYO MXほか
[ストーリー]
4年に一度開催され、12歳以上の女性は誰でも参加できる闘技会「クイーンズブレイド」。女王を選ぶ同大会に、貴族の娘レイナは、戦士として参加することとなる。
[選評]
同作に登場する20人程度の女戦士は、なぜかみな防御を顧みずに薄着。そんな状態で激しい戦闘を繰り返すので、自然と衣服が破れ、大事なところが露出してしまうという定番のお色気バトルアクションである。毎度おっぱいが露出する演出は、「必ずおっぱいをポロリさせねば!」という強迫観念が制作者にあるのか? と視聴者が危惧するほど。制作会社のアームスは、もともと18禁OVAを制作しており、エロアニメの神と崇められる同社の"りんしん"が、キャラデザ、総作画監督を務めた。

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第5位
■お上が認めたパンツアニメ
『ストライクウィッチーズ』シリーズ
監督/高村和宏 原作/島田フミカネ&Projekt Kagonish
放送年/2008年(一期)2010年(二期) 放送局/サンテレビほか
[ストーリー]
20世紀初頭、突如現れた怪物を倒すため、「魔女」たちが立ち上がった。パンティーに見えるズボンを履いた少女らが織り成す新世代兵器美少女アニメ。
[選評]
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」というプロパガンダを掲げ、一般常識ではパンティーと考えられているものを"ズボン"と主張し、規制の対象外にしようと試みた実験作。大半の局で"ズボン"の寄りのシーンが規制の対象となる中、プロパガンダに扇動されたのか、そのまま放送した局もあった。同作の監督は、その股間へのこだわりから、"股間督"とも呼ばれている。09年度の文化庁芸術祭アニメーション部門・審査委員会推薦作品にも選ばれるなど、お上が認めたクールジャパンな名作。

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特別賞
■紅白歌手のオナニーが
『こいこい7』
監督/ふじもとよしたか 原作/もりしげ
放送年/2005年
放送局/テレビ埼玉、テレビ神奈川、キッズステーションほか
[ストーリー]
さえない少年・哲朗は、女子校である五光学園に転校することに。その後、学園所属の美少女サイボーグ戦隊「こいこい7」と、ひとつ屋根の下での生活が始まる。
[選評]
パロディネタやエロネタ(特にパンチラ)をふんだんに盛り込んだコメディアニメ。特筆すべきは、テレビ放送とDVD版の規制度合いの逆転現象である。通常、DVD版のほうが規制が緩いはずなのだが、テレビ初回放送時に存在した、女性キャラがライフルを秘部に押し当ててあえぐシーンが、DVDでは未収録となっている。この女性キャラの担当声優は、『NHK紅白歌合戦』に今年で3回目の出場となるスター声優・水樹奈々であり、彼女の愛称「ナナニー」は、ここから生まれたとする説もある。

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