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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第19回──【COMIC編1】

4年ぶりの新刊に沸く『預言者ピッピ』 大幅書き下ろし部分に残る懸念

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──趣味の細分化が進み、ますます男女の垣根がなくなりつつある"マンガ"。いくら売れなくなってきているとはいえ、マンガ大国日本の底力は健在です! 何を読んだらいいかわからない? ならばまずはこれを読め!

2012年1月号 COMICクロスレビュー

■郊外ヤンキー像のアップトゥデート

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『足利アナーキー』(6巻)
作/吉沢潤一
掲載/「ヤングチャンピオン」(秋田書店)
価格/560円 発行日/10月20日
北関東は栃木県足利市を舞台に、土着のヤンキー高校生たちを描いた、秋田書店お得意のヤンキーマンガ。むちゃくちゃケンカが強く、強さのあまりヤクザにスカウトされたりする春樹と、その友人で読者モデルの風雅。高校3年生の彼らは、何もない田舎で、日々喧嘩に明け暮れながら、「日本一のギャングになる」を目指す。

【脚本/演出家・麻草評】
★★★★☆☆☆☆☆☆
ここから化けるかどうかな?
『ホーリーランド』っぽい表紙絵からシビアな内容を期待したら、『エアマスター』風味の薀蓄バトルマンガだった。休憩や騙しにスポットを当てる喧嘩シーン等には独特の魅力があるも、『喧嘩商売』を想起してしまえば、魅力も半減する。絵柄を急に変化させるギャグも柴田ヨクサル的で、とにかくマンガとしては未消化な印象。ただし内容の位相がずるりと変化する最新刊の最終ページには注目したい。ここからキメラ的に化ける可能性もある。

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