サイゾーpremium  > 連載  > CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評  > ジャニタレにも華はなく......『美男...

■韓流人気作、ジャニーズリメイクの出来は?

1111_ikemendesune.jpg

『美男ですね』
脚本/高橋麻紀ほか 演出/坪井敏雄ほか プロデューサー/高橋正尚
出演/瀧本美織、玉森裕太、藤ヶ谷太輔、八乙女光、小嶋陽菜ほか
TBSにて毎週金曜22:00~22:54放映(9月23日終了)

女子であることを隠してロックバンドで活躍する美子(美男/瀧本)と、バンドメンバー・廉(玉森)を中心にしたラブコメ作品。チャン・グンソクの日本人気を決定づけた韓流ドラマを、ジャニーズ陣でリメイク。8話では、グンソクが本人役で登場した。

【批評家・宇野評】
★★★★★☆☆☆☆☆
男装少女についてはピカイチ
ジャニーズ軍団に華はないが、主役の男装少女については今作の瀧本美織が今期の「イケメンもの」の中で一番だろう。小嶋陽菜のライバル役も(巧くはないが)ハマっている。「原作」韓流ドラマの再構成も悪くない。しかし「原作」の二次創作でいいという開き直りは両刃の剣で、原作ファンはなんだかんだでうれしいグンソクのゲスト出演などフットワークの良さをもたらす一方、楽しんごの出演が象徴するテレビドラマらしい安易さも生んでいる。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2024年5月号

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ