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裁判所の暴走は、なぜ止められなかったのか?

法廷が取り調べ室にー小沢秘書 仰天有罪 を生んだ裁判長は「遠山の金さん」!?

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――小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体による政治資金虚偽記載事件で、東京地裁は9月26日、小沢氏の元秘書3人全員に有罪判決を言い渡した。「一部無罪」を予測した新聞・テレビの事前報道を覆す結果は、どうして起きたのか。報道に携わった大手紙司法担当デスク(A)、大手紙司法キャップ(B)、民放司法記者(C)が、その内幕を考察する。

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『悪党──小沢一郎に仕えて』(朝日新聞出版)

A 3人とも有罪とは意外だった。でも、司法担当として、判決の見通しを誤ったのは正直悔しい。

B 言い訳になるけれど、判決内容は、もう想定外尽くし。判決はまず、資金管理団体「陸山会」の土地購入代金4億円を報告書の2004年分に書くべきなのに、05年にずらしたという「形式犯」を認定した。ここまではいい。でも、時期をずらしたのは、水谷建設から受け取った1億円の受領時期と一致するからで、4億円の原資の出所が疑われるのを避けるため、あえてずらしたなんて"推認"したのには、裏付け証拠が乏しいだけに驚いたよ。

C 1億円は、岩手の胆沢ダム工事を受注したい水谷側に大久保隆規元公設第一秘書が要求した見返りのカネであり、大久保被告と元私設秘書の石川知裕衆院議員が5000万円ずつ受け取った──と「裏金受領」まで判決は認めています。そこまで言うなら、汚職事件で逮捕してよ、と言いたくなりました。

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