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続々登場するオブ・ザ・デッド系出版物! アニメ業界のゾンビ番長・佐藤大氏に、その楽しみ方を聞く!

ゾンビ映画好き少年はショッピングモールを目指す!

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第三次ゾンビブーム【1】──オブザデッド・マニアックス

■ラノベだってゾンビしたい

 どんな言葉もゾンビ化させるマジックワード「オブ・ザ・デッド」。そんなジョージ・A・ロメロ監督が発明した魔法の言葉をタイトルに冠したライトノベル『オブザデッド・マニアックス』が、"ゾンビ者"の間で話題になっている。ゾンビハザードに遭遇した高校生(「映画秘宝」愛読者)のサバイブをラノベ的テンプレ満載で描いた本作を、アニメ業界随一のゾンビ好きを自任する脚本家・佐藤大氏はどう読み解いたのだろう?

「ゾンビ化した世界で厨二病脱出ドラマを描くという手法は、ゾンビ映画の構造の中でボンクラ中年の成長を描いた『ショーン・オブ・ザ・デッド』に近いですね。また、90年代のゾンビゲームブームと00年代のゾンビ映画復活を、生徒会長と主人公の関係性を通してメタ的に表現していたのも面白かった。この手のゾンビカルチャーの歴史的文脈を押さえた表現は、本物のゾンビ好きにしかできない。この作者のゾンビ愛の深さを感じさせます」


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