>   > バキバキに低音が効いた少女時代のトラック...

──昨今の日本の美少女アイドルたちが歌うのっぺりとしたポップスに比べて、ビートが強調されたトラックに乗りながらアイドルたちが男女を問わず高いスキルで歌い、ラップし、踊るK-POP。その音楽的なポテンシャルとは、いかなるものなのか?

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ファッション誌「DAZED & CONFUSED」韓国版(2011年6月号)の表紙を飾ったBIGBANGのG-DRAGONは、フロー・ライダーやディプロなど米国の人気プロデューサーが一目置くほどのラップのスキルを持つ。

 2010年から今年にかけて、KARAや少女時代の活躍を通して、日本にもすっかり定着した感のあるK-POP。本誌でも繰り返し取り上げてきたが、これまでメディアを賑わせたのは、そのアイドルたちが所属する事務所の裏事情やスキャンダルがほとんどだった。だが、それだけではK-POPの本質は見えてこない。そのポップ・ミュージックとしてのクオリティもまた、問わなければならないだろう。

 □□□の元メンバーでミュージシャンとしても活動する音楽ライターの南波一海氏は、こう語る。

「K-POPの多くのグループは、欧米のR&Bやヒップホップなどを意識した楽曲を基調としているのですが、とにかくみんな歌やラップがうまい。特に、女性グループだとBROWN EYED GIRLSのミリョ、男性グループだとBIGBANGのG-DRAGONは、本当にラップのスキルが高いですね。加えて、ダンスも日本のアイドルに比べてずっと本格的ですし、4人の作曲家に共作させたり、楽曲に関しても常に高いクオリティを追求しています。ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムやカニエ・ウェストといった超ビッグな有名プロデューサーを起用するという話も出てきています」

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