>   > 「プルトニウムは飲んでも大丈夫?」科学オ...

──東電に与し、原発に対して肯定的な発言を繰り返してきた"御用学者"が、槍玉に挙げられてきた。確かに、原子力を擁護し続けてきた罪は重いが、そうした"アンチ御用学者"のバイアスがかかることで、「本当に危険なことは何なのか?」という、本質的な問題が見えにくくなってはいないだろうか?

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『原発のウソ』

 3月11日以来、東日本大震災と福島第一原子力発電所のその後の姿が、あらゆるメディアで連日報じられている。そして、ニュース番組や新聞、雑誌記事の傍らには、名だたる大学の教授や大学病院の医師が識者として登場して、持論を展開している。未曾有の災害であり、史上最悪レベルの原子力事故だけに我々には、いま何が起きているのか、これから何をするべきなのか、わからないことが多すぎる。それだけに、その道のエキスパートである彼らの存在は心強い。

 ところが、今回に関していえば、その言葉によくよく耳を傾けてみると、ドシロウトですら「それはあまりにも極論だろう」と、思わず首を捻りたくなるものも少なくない(当特集【2】参照)。そして、そんな発言をする学者はネットや一部週刊誌などで"原発御用学者"と呼ばれてしまいがちだ。

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