サイゾーpremium  > 特集  > 文芸出版界のタブーが続出! 編集者たちが...

──不況にあえぐ出版業界の中でも、さらに苦しいといわれる、文芸書籍の編集者が集合! 文学賞の選考のカラクリから、みんなが手を焼くあの作家。島本理生×佐藤友哉をはじめとした作家の結婚・離婚問題、さらには業界の行く末までを大放談! 文壇ゴシップをメッタ切り!

[座談会出席者]

A…中堅出版社員。文芸編集歴8年
B…大手出版社員。文芸編集歴15年
C…大手出版社員。文芸雑誌歴10年
D…中堅出版社員。文芸雑誌歴5年

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森見登美彦、万城目学などの有望若手作家から、夢枕獏、大沢在昌など大御所作家の作品までずらり良作が並ぶ文芸コーナー。たまにはPCから離れて、気になる小説を手にとってみては?

──今回、文芸編集に携わるみなさんにお集まりいただきました。まずは気になる作家さんのから伺いたいと思います。

A この出版不況の中、東野圭吾は別格ですね。

B 『麒麟の翼』【1】が、発売2カ月で30万部と売れまくってる。講談社は正直なところ、もっと売れてほしいでしょうけど。新刊が単行本でコンスタントに20~30万部売れる小説家は、ほかにはいない。

C 西尾維新は?

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