サイゾーpremium  > 特集  > 中部電力が選ぶ童話、フェリシモのエッセイ...

──出版社ではない一般企業が、文学賞を主催することもある。大真面目な文化活動から、版元からの視線も熱い登竜門、ちょっと笑ってしまうような企業の取り組みまでをご紹介。

1106_ferishimo.jpg
『冷と温──第13回フェリシモ文学賞作品集』

 一般企業が主催として名を連ねている文学賞のうち、読書家や文学賞ウォッチャーの間で有名なのは、「Bunkamuraドゥ・マゴ文学賞」だろうか。同賞は東急グループが運営する複合文化施設Bunkamura(東京都・渋谷区)が主催するもので、新しい才能発掘のために1990年に創設された。小説・評論・戯曲・詩を、毎年ひとりの選考委員が審査する(2011年の選考委員は辻原登)という特徴から、「出来レース感が強い」などと批判されることも。受賞作が決まると作品名を掲げたラッピングバスが渋谷を走るので、見かけたことがある人もいるだろう。

 Bunkamuraドゥ・マゴ文学賞は既刊本を対象とした賞だが、そのほかに一般企業が文学賞を主催する場合は公募形式のものが多く、作家志望者の間でしか話題にならずに消えてしまうものが少なくない。auと幻冬舎、TokyoFMが組み、応募対象を10代に限定した「蒼き賞」(08~09年)や、USEN主催の「USEN朗読文学大賞」(02~07年)など、有名一般企業による文学賞はかつていろいろ存在したが、次々に終了しているのが実情だ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年3月号

欲望の美人学

欲望の美人学
    • 【美人コンテンツ】炎上考現学
    • 複雑化する【ミスコン】批判の論点
    • 【ミス・ユニバース】の問題点
    • 【世界で最も美しい顔】の胡散臭さ
    • 【柳美稀】が魅せた美グラビア
    • 進化する【美ジネス】の最前線
    • 【整形大国・韓国】の顔採用事情
    • 【ブス作品】とルッキズムの関係
    • 傑作【ブス主人公】作品レビュー
    • 【スダンナユズユリー】がネオ・レディースに!
    • 【ディスニー・プリンセス】変遷の記録
    • 【キリスト教】の女性受容史
    • 【日本酒と美人】の意外な歴史
    • 知っておくべき【5大美人酒】
    • 【地域別美人言説】の謎を追う!
    • 【ジブリヒロイン】芸能界ドラフト会議

乃木坂46・斉藤優里のパジャマパーティ

乃木坂46・斉藤優里のパジャマパーティ
    • 乃木坂の太陽【斉藤優里】が登場!

NEWS SOURCE

    • 自民党と【創価学会】の不協和音
    • 【沢田研二】だけじゃない空席問題
    • 脆弱な日本の【サイバーセキュリティ】

インタビュー

    • 【是永瞳】大分から来た高身長ガール
    • 【六道寺】特攻服のママさんシンガー
    • 【ちぃたん☆】絶賛炎上中のゆるキャラ

連載

    • 【園都】サウナーなんです。
    • 【平嶋夏海】美尻アイドルの偏愛録
    • 【88rising】世界戦略の真実
    • 深キョン熱愛ショック!【恭子から俺は!!】
    • 世界中で議論される【AIと倫理】
    • 高須基仁/【エロ】の匂いを消すこの国に抗う
    • 映画【盆唄】に見る人々のたくましさ
    • 【ファーウェイ】創業者の素顔を追う
    • 【ブラック・クランズマン】に思うファンクとディスコの70年代
    • 町山智浩/【バイス】ブッシュを操る副大統領
    • 厚労省の【不正統計問題】と統計軽視の代償
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人/【嵐】の夜に
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 稲田豊史/希代のマーケター【西野カナ】
    • 【アッシュ×スラッシュ】実弟が聞くキワどい話
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • ニコタマに地ビールを!【ママ友】たちの挑戦
    • 伊藤文學/【新世代ゲイ雑誌】の価値観
    • 更科修一郎/幽霊、【サイコパス】に救われたい人々。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』