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──低迷する映画業界よ、こんな時代だからこそ攻める映画を! 保守的になりがちな映画業界に喝を入れる映画評。映画を見る前にこれを読むべし!

2011年6月号 MOVIEクロスレビュー

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■アカデミー助演賞2人を輩出
『ザ・ファイター』
監督/デヴィッド・O・ラッセル
出演/マーク・ウォルバーグ、クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ
配給/ギャガ 公開/3月26日
1980年代アメリカで、かつてはプロボクサーとして活躍し、未来を嘱望されながら、麻薬で捕まったディッキー(クリスチャン・ベイル)。一方、弟のミッキー(マーク・ウォルバーグ)はアマチュアボクサーとして実績を積み、頭角を現す。実在したボクサーと異父兄との絆を描いた、実話ベースの作品。


【映画文筆業・那須評】
★★★★★★★★☆☆
とにかくクリスチャン・ベイル!
とにかくクリスチャン・ベイルに尽きる。『マシニスト』の激ヤセから『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』のマッチョ時代を経て、またもや不健康な姿になって現れた彼。無邪気と狂気を一身にまとって、元ボクサーでヤク中のトレーナーになりきっている。優等生タイプの弟役のマーク・ウォルバーグも大健闘だが、それもダメ兄貴の存在があってこそ。『レスラー』みたいにやるせなくて『レイジング・ブル』みたいに歪んで『ロッキー』みたいに熱い。

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