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34歳ハーバードMBAホルダーの挑戦

超エリートとホリエモンの違い ライフネット生命が嫌われないワケ

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岩瀬大輔氏。

「ライフネット生命」という会社名を目にしたことがある人は多いだろう。2008年にスタートしたネット専業の生命保険会社は、シンプルで低価格な商品や、原価を開示するなどのオープンさで、契約者も急増中、昨今メディアに頻繁に取り上げられている。そんな同社を、元日本生命のエリート社員だった出口治明氏(ライフネット生命代表取締役社長)と立ち上げたのが、同氏とは親子ほど年が離れた副社長の岩瀬大輔氏だ。1976年生まれの岩瀬氏は、東大法学部在学中に司法試験合格、外資系企業勤務、ハーバードMBA取得(しかも、日本人では4人目となる上位5%の優秀な成績「べイカー・スカラー」を収める)……と、絵に描いたような超エリート。若手経済人の旗手として、「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)ほか、数多くの雑誌でフィーチャーされるイケてる人物である。かつての"ITの寵児"が収監されるという時代の移り変わりの中、次世代の寵児となりつつある岩瀬氏とはどんな人物なのか? 「ネット生保」の持つ可能性と共に聞いた。

──岩瀬さんのようなエリートがなぜ、生保事業に参入しようと?

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