>   > 成年指定マンガ誌編集者座談会! 「このエ...

──特集「エロすぎる! 少年マンガの世界」では、過激化する一般マンガのエロ表現について見てきた。では、すでに自主規制の内側にいる成人指定マークがついたマンガ誌の編集者たちはどうみているのだろうか? 成年指定のエロマンガ製作に携わる現役編集者に、業界の現状や過激なエロマンガなどについて語り合ってもらった。

[座談会出席者]

A 成年指定マンガ誌編集長(編集歴10年)
B 成年指定携帯マンガ編集者(編集歴8年)
C 成年指定マンガ誌編集者(編集歴15年)

1104_zadankai.jpg
ひぃぃ~!  こんな風にお腹をかっさばきながらのレズセックスや、ギロチンにつながれての陵辱も、成年指定マークが入っていればOKなんです。それにしても趣味の世界は奥深い……。

──まずは、成人指定のマークが付いていない、一般誌のお色気枠作品について語ってもらいたいのですが。

A 自分は昔から少年マンガ誌の定番だった、例えば江川達也先生の『まじかる☆タルるートくん』(集英社)のようなファンタジー要素のあるエッチなノリがすごく好きでした。近年だと「週刊少年ジャンプ」(同)でやっていた『To LOVEる』が夢があって良いですね。あれくらいのお色気なら子どもが見ても大丈夫だと思うし(笑)。

B う~ん。僕は『To LOVEる』はずるいと思う(笑)。一般誌なのに堂々とエロを売りにするようなマンガの影響で、成人指定作品と一般作品との境界線がどんどん薄れてきてる。そのおかげで、マンガの表現を規制したい人たちに攻撃の理由を与えちゃってると思うんです。ただ、昔から少年誌には"お色気枠"っていうのがあって、それはなくなってほしくはないんですよね。それこそぼくが子供の頃は「週刊少年ジャンプ」(同)で連載していた桂正和の『電影少女』とか、「コミックボンボン」(講談社)だと御堂カズヒコの『元祖温泉ガッパ ドンバ』【1】とかすごくドキドキして読んでたけど、"隠れて読んでいる"という背徳感もセットで興奮していたと思う。

C 一般マンガのエロシーンが全部規制されちゃうと、少年たちのエロに対する耐性がなくなってしまう。それは非常に危ない気がするね。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年6月号

オトナの写真学

オトナの写真学
    • 【アラーキー問題】の本質とは?
    • 【小原真史】私写真という怪物について
    • 【板倉由美】法的問題はどこにあるのか
    • 【黒瀬陽平】法に触れた芸術家は沈黙すべきでない
    • 【田中東子】フェミニズムとアラーキー
    • 進化する【LGBT】写真の美意識
    • インスタ炎上姫【水原希子】研究
    • 【水着グラビア】は性の商品化か?
    • アメリカ写真雑誌と【人種差別】
    • 奇妙すぎる【戦争写真】を発掘
    • サイゾー的【カメラ批評】
    • 写真が形作ってきた【偽史】
    • 報道写真をめぐる【加工】の境界線
    • 歴史を変えた【報道写真】の光と影
    • 【AI】進化でカメラマンが消滅する日
    • 世界を変える最先端【画像技術】
    • 【学問としての写真】最新潮流
    • 海外の【写真教育】事情
    • デジタル時代の【お焚き上げ】事情

忍野さら"暗室"グラビア

忍野さら
    • 【忍野さら】の危険な部分にレンズが迫る

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【日向カリーナ】筑前煮が好きなんです。
    • 【優木まおみ】アイドルから教わる初心
    • 【原あや香】モグラ女子の謎の習慣
    • パラリンピック1964-2020
    • 【彩芽】とスキャンダル
    • 漫画村が開けた「ブロッキング」のヤバさ
    • 高須基仁の「全摘」
    • 異様な空気が高揚を促す【奇祭】
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【ミシェル・ンデゲオチェロ】丸刈り才女の面目躍如
    • 【森友文書改ざん】法務省が抱えた積年の恨み
    • 統合失調症や自閉症は【母親】のせい!?
    • 町山智浩/『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』正義のラケットで女生憎悪を打ち砕け!
    • 【フェイスブック】個人情報商用利用の問題点
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/燃える宇船
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【星野源】ドラえもんの歌詞の妙技
    • ガンズ・アンド・ローゼズTシャツをめぐる裏話
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 幽霊、性からの逃走に聖痕の闘争を。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』