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ねずみ算式に増え続け、いまや全800種!!

体重2倍以内でセックス可能!? 交配の謎と2万年の歴史に迫る

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──さまざまな種類が存在し、人間の生活と密接に関係している、犬。大型犬から超小型犬まで、大きさも姿形もさまざまだが、「イヌ」と名のつく以上、どんなカップルでも交配は可能なのだろうか? 犬の交配にまつわる謎を、2万年にも及ぶ犬の歴史とともに学ぶ!!

 全世界で推定4億頭ほど飼育されているといわれる犬。愛玩犬としてはもちろん、猟犬や牧羊犬、盲導犬、警察犬などとして、広く深く人間社会に溶け込んでいる。ペットフード工業会の調査(08年)によれば、日本でも1252万2000頭の犬が飼育されており、飼育世帯率は18.9%(約5世帯につき1頭)に達するという。

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↑画像をクリックすると拡大します。
出典:越村章子らによる「アジア原産犬種および在来
犬の遺伝的多様性」(「在来家畜研究会報告(23)」
(2006年)の189-207ページより)(絵/河合寛)

 犬は、体重100kgを超す大型の個体から、2kgに満たない小型の個体まで、実に多様な品種に分かれているが、生物学的に見れば、すべて「イヌ(学名:Canis familiaris)」という同一種である。その祖先としては、ダーウィンの時代から、オオカミやコヨーテ、ジャッカルなどが挙げられてきたが、90年代末から00年代初頭、ミトコンドリアDNAの塩基配列を比較した結果、中国オオカミが犬に最も近いことが明らかになった。また、日本犬(柴犬、秋田犬など)や中国犬(チャウチャウなど)、北米アラスカ犬(シベリアン・ハスキーなど)はオオカミに近く、ヨーロッパ品種は比較的最近になって分化したものであることなどもわかった(オオカミと各犬種の分化については、(画像の系統樹参照)。では、オオカミは、いつ、どのような過程で犬へと分化したのだろうか。犬の起源に詳しい、田名部雄一・岐阜大学名誉教授に解説してもらった。


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