>   > 伝説の1号店から、驚異の売り上げNo.1...

──全国の牛丼好きよ、団結せよ! というわけで、すき家、吉野家、松屋の"牛丼御三家"を中心に、全国各地のチェーン店系牛丼店を徹底食べ比べ。「伝説の1号店」のほか、地方ならではの名店にも足を運び、真の牛丼王者を決定する!

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『吉野家の経済学』

 外食産業は、数ある業界の中でも、特に景気の影響を受けやすいとされる分野。消費者の外食動向に関する各種データは、景気判断の指標にもなっている。そして、とりわけ牛丼チェーン業界の情勢は、デフレ日本を象徴するものとして、ささいなことでも逐一報じられ、社会的にも注目を集めている。04年に発生したBSE問題に起因する牛丼販売の一時休止や、業界内のみならず他の外食産業界へも波及した低価格化競争、さらには長年業界トップの座にあった吉野家とすき家による08年の首位交代劇などなど、近年、牛丼チェーンをめぐるニュースは、メディアや一般消費者にとって重大な関心事となっている。

 しかし、現状、そうした牛丼チェーン関連のニュースは、商品の価格や売上高など、カネにまつわる話題が大半を占めている。たとえ新メニューなどに関する話題であっても、その経営戦略上の意義などが分析されるばかりで、実際の味について語られることは少ないのだ。本来、すべての外食産業は、「サービス」「味」「価格」という三本の柱で成り立っているはずだが、牛丼チェーンは安さがウリと思われがちな業界だけに、どうしても「価格」に注意が集中してしまうというわけだ。

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