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第1特集
ローコストキャリアに揺れる航空業界【3】

軍事評論家・テレンス・リーが眉をひそめる「日本の空港とテロ対策の盲点」

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 LCCの料金の安さは、利用者としてはありがたい話だが、安全面についてはどうだろう?

「LCCのテロ対策」について、軍事評論家のテレンス・リー氏に伺った。

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テレンス・リー氏の著書『テレンス・リーの非常に危険です!!』

「まず、テロ対策で重要なのは各空港での警備であり、航空会社ではありません。ただ、LCCはコストを下げるため、発着料金の安い空港を利用しますよね。すると、大規模な空港よりも警備が手薄になり、テロリストに狙われる危険性は高まります。

 特に9・11以降は、国籍もターゲットも無差別に派手なテロを行えばいいという風潮があります。そのため、多国籍でいろいろな人が集まる国際空港は、センセーショナルを起こしやすく、テロリストとしても狙いたくなる施設です。

 ですから、対テロの観点から見れば、LCCの要請に従って、安易に地方空港を国際化すればいいという話ではありません。現状ですら日本の空港は対テロ警備が甘いのに、これ以上警備負担をかければ、必ず穴は出てきます。成田空港の警備さえ、テロ専門の組織や部隊を配置しているわけでは なく、地元の千葉県警です。一方、タイでは軍が空港警備に当たっていますし、イギリスのヒースロー空港の警備はスコットランドヤード(イギリス首都警察)の選任隊。比べるまでもなく、日本とは圧倒的な差があります。

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