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(写真/有高唯之)
異常な父娘愛を描いた『カルネ』(91)や、映画史上最も壮絶なレイプシーンで賛否の嵐を巻き起こした『アレックス』(02)等々、過激な映像で物議を醸してきたギャスパー・ノエ監督。そんな彼が、7年ぶりの新作『エンター・ザ・ボイド』を引っ提げて来日した。前作からかなり時間が空いたのは、やはり『アレックス』が原因?
「いや、単純に『エンター〜』は複雑な映像効果を使ったりして製作に時間がかかったんだ。それに、僕はあまりあくせく働くタイプじゃなくてね(笑)」
本作の舞台は日本。射殺されたヤクの売人オスカーの魂が、妹リンダの痴態や欲望渦巻く歌舞伎町を浮遊しながら死と再生のドラマを繰り広げる。
「『ブレードランナー』(82)や『攻殻機動隊』(95)のように未来的で、『トロン』(82)のようにトリップ感のある街を舞台にしたくて。東京なら友達も多くて作業をしやすかったし、街のネオンもサイケデリックな映像にマッチするだろうと思ってね。」
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