>   > 婚活詐欺からバラバラ殺人まで「女が男を殺...

──日本の犯罪史を振り返る上で外すことのできない、女性による凶行──いわゆる"毒婦"ものの系譜に、昨年新たに2人の女が加わった。彼女たちを犯罪へと走らせたものはなんだったのか? ゼロ年代後半に起きた3つの"毒婦スキャンダル"から、今日の犯罪の背景を考える。

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「中州美人ママ保険金殺人」の高橋裕子

 昨年末から世間を騒がせている2人の女性犯罪者。彼女たちにカネを騙し取られた男たちが次々不審死を遂げるという事件内容もさることながら、「デブ+ブス」というインパクト大の容姿も酷似。共通点が多すぎる2人の事件は連日マスメディアを賑わせ、ネット上も"祭り"状態になった。

 ひとりは木嶋佳苗(35)。婚活サイトを通じて知り合った男性たちに結婚をほのめかしたり、介護ヘルパーと称して老人に近づくなどして、総額1億円以上を詐取。そのカネで贅沢三昧のセレブ生活を送り、自ら「かなえキッチン」というブログでその日々を公開していた。もうひとりは上田美由紀(36)。全員父親の違う5人の子どもとゴミ屋敷同然のアパートで暮らしていたというこの女は、鳥取の"ババ専"スナックに勤務し、関係を持った客に大金を貢がせていた。現在、木嶋は交際相手だったとされる41歳の男性を殺した罪で、上田は金銭トラブルのあった電器商の男性を水死させた罪で、それぞれ起訴されている。

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