>   > 婚活詐欺からバラバラ殺人まで「女が男を殺...

──日本の犯罪史を振り返る上で外すことのできない、女性による凶行──いわゆる"毒婦"ものの系譜に、昨年新たに2人の女が加わった。彼女たちを犯罪へと走らせたものはなんだったのか? ゼロ年代後半に起きた3つの"毒婦スキャンダル"から、今日の犯罪の背景を考える。

1004_takahashi.jpg
「中州美人ママ保険金殺人」の高橋裕子

 昨年末から世間を騒がせている2人の女性犯罪者。彼女たちにカネを騙し取られた男たちが次々不審死を遂げるという事件内容もさることながら、「デブ+ブス」というインパクト大の容姿も酷似。共通点が多すぎる2人の事件は連日マスメディアを賑わせ、ネット上も"祭り"状態になった。

 ひとりは木嶋佳苗(35)。婚活サイトを通じて知り合った男性たちに結婚をほのめかしたり、介護ヘルパーと称して老人に近づくなどして、総額1億円以上を詐取。そのカネで贅沢三昧のセレブ生活を送り、自ら「かなえキッチン」というブログでその日々を公開していた。もうひとりは上田美由紀(36)。全員父親の違う5人の子どもとゴミ屋敷同然のアパートで暮らしていたというこの女は、鳥取の"ババ専"スナックに勤務し、関係を持った客に大金を貢がせていた。現在、木嶋は交際相手だったとされる41歳の男性を殺した罪で、上田は金銭トラブルのあった電器商の男性を水死させた罪で、それぞれ起訴されている。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年6月号

オトナの写真学

オトナの写真学

忍野さら"暗室"グラビア

忍野さら
    • 【忍野さら】の危険な部分にレンズが迫る

インタビュー

連載

    • 【日向カリーナ】筑前煮が好きなんです。
    • 【優木まおみ】アイドルから教わる初心
    • 【原あや香】モグラ女子の謎の習慣
    • パラリンピック1964-2020
    • 【彩芽】とスキャンダル
    • 漫画村が開けた「ブロッキング」のヤバさ
    • 高須基仁の「全摘」
    • 異様な空気が高揚を促す【奇祭】
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【ミシェル・ンデゲオチェロ】丸刈り才女の面目躍如
    • 【森友文書改ざん】法務省が抱えた積年の恨み
    • 統合失調症や自閉症は【母親】のせい!?
    • 町山智浩/『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』正義のラケットで女生憎悪を打ち砕け!
    • 【フェイスブック】個人情報商用利用の問題点
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/燃える宇船
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【星野源】ドラえもんの歌詞の妙技
    • ガンズ・アンド・ローゼズTシャツをめぐる裏話
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 幽霊、性からの逃走に聖痕の闘争を。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』