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第1特集
スカトロとタブーと美との、臭くて深〜い関係とは?

哲学的美学的スカトロAV論「ウンコにとって美とは何か?」

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※注意※
この記事内には刺激的な文及び画像を含んでおります。お食事中の方などは読むのお控えすることをおススメいたします。

──山川草木に仏性が宿るなら、ウンコに美が宿ったってイイじゃない! 一般紙では絶対にタブー(?)とされてきたスカトロジーをめぐる美学について、気鋭のスカトロ哲学者が大いに語る。これぞ、コペルニクス的スカトロAV論!

 セックスの話題を嫌う女性が、便秘や下痢の話にはくつろいで応じてくれた。そんな経験は誰にもあるだろう。スカトロネタのタブー指数はもともと低いのだ。なのにマジメなスカトロ文献は少ない。というわけで頃合かと、『のぞき学原論』でトイレ盗撮ビデオを論じたのが3年前。ところが意外と拒絶反応が多く、恩師からも「学者の風上に置けぬ臭い本」とお叱りを受けたりして、「え?」と面食らった。マジメにアカデミックに論じたのに。なぜにヒンシュクを買うですか?

 ふだんは寛容に笑い飛ばされながら、肝心のときに白眼視される。このねじれたタブーぶりはなんだろう。09年ベスト・スカトロAVを思い返せば、解明の手がかりになるだろうか?

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