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全男子共感の「どうにかヤリたい」場面をAVにする

寡作なこだわり派・ 長瀬ハワイ監督の苦い思い出

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(撮影/有高唯之)

「ヌクためだけじゃない、AVとは一大エンターテインメントだ」……そんな主張が聞こえてきそうなAVメーカー「DANDY」をご存じだろうか? 今年で設立3年目を迎え、他業界同様、好調とはいいがたいAV業界で収益を伸ばし、注目を集めるメーカー。話題作を生み続ける同社だが、実は、社員監督は"ちょいワル ロクデナシ"社長のダンディよしの(本誌10月号登場)と、そしてこの不敵な表情を浮かべる監督、長瀬ハワイの2人しかいない。

「初めてAVを観たのは、近所のレンタルビデオ屋でバイトしていた高校生ぐらいのとき。それがちょうど、過激な作風で知られるバクシーシ山下監督、カンパニー松尾監督などの全盛期で、今考えると倫理的に問題がありそうな作品も含めて夢中で観ましたね」

 自身とAVの出会いについてそう語る長瀬監督の特徴は、量産が基本のAV監督の中で、月に2作程度しか撮らないこだわり派なことだ。よっぽど凝ったシチュエーションでの撮影でもするのかと思いきや、「発端は些細な妄想です」という。

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