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インタビュー
歴史に名を残すことができるか!?

女子高生アイドルデュオTomato n' Pineは伝説の2人組!?

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00年代を象徴する女の子2人組最有力候補!(撮影/有高唯之)↑画像をクリックすると拡大します

 伝説に残る"女子2人組"は10年に一度現れる――そんな大それたキャッチフレーズで今年4月にCDデビューし、アイドル楽曲好きたちから熱い期待を寄せられているのが「Tomato n' Pine」、通称「トマパイ」。メンバーは小池唯、奏木純の現役女子高生2人。Perfumeのブレイクを後押ししたといわれるRHYMESTERの宇多丸氏も、自身のコラムでその曲のクオリティの高さを評価したほど、業界内外で今、注目を浴びているのだ。

 が、そのことを当人たちに直撃したところ、「う~ん、特に期待されてるって自覚はまだないです。あ、でもファンの方たちにPerfumeに似てるって言われます」(小池)、「そう、それで『似てるのかな~』って。曲を初めて聴いた時は、アイドルっぽくなくて、カッコイイオシャレな曲だなって思いました!」(奏木)と、2人ともかなり無自覚で気負いもないご様子。
 
 至ってマイペースなこの2人だが、実は同じ高校に通う同級生で、なんと生年月日も同じ1991年4月4日!しかも講談社のオーディション企画「ミスマガジン2008」のマガジンメイトに偶然同時に選出されるなど、何かと運命めいたつながりがある。

「最初の出会いは高校の入学式が始まる前、クラスで名簿順に廊下で整列している時。前に並んでいた純ちゃんを見て『可愛い!友達になりたい!』って思って。で、歩いてたら急に止まってぶつかっちゃって」(小池)

「それで『あ、ごめん』ってなって、仲良くなりました(笑)」(奏木)

そんな女子高生としてのリアルな関係性は、曲の歌詞に反映されている。

「歌詞は、私たちの日常生活を何時間もスタッフさんにお話しして作ってもらっています」(小池)

「例えば『ゎたしが生きてる証拠だねっ(*^_^*)』っていう歌詞の『ゎ』とか顔文字とかは普段のメールそのままですね」(奏木)

トマパイの振り付けは、「老若男女誰でも気軽に踊れるように」と現役幼稚園教師でもあるダンサーが担当しているとか。そのためダンスも彼女たちらしい、誰でも踊れるユル~い仕上がりになっている。

 そんな2人が本当に伝説になるのか……今後に要注目!
(岡島紳士)


Tomato n' Pine
小池唯(こいけ・ゆい/写真左)

1991年4月4日、埼玉県生まれ。身長157cm。06年、写真集『ゆい14歳~秘密~』でデビュー。舞台『櫻の園』などのほか、今年7月公開予定の映画『まいっちんぐマチコ先生7』に、ヒロイン・桜ヶ丘ナナ役で出演するなど、演技方面での仕事も多数。

奏木純(かなき・じゅん/写真右)
1991年4月4日、東京都出身。身長154cm。中学生の時にCMモデルなどで活躍。ドラマ『愛の迷宮』(フジテレビ、07年)に出演。小池、奏木、ともに最新DVD『マガジンメイト』(リバプール)が発売中。


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『Life is beautiful』
Tomato n' Pineのデビューアルバム。プロデュースはYUKI、伊藤由奈、元気ロケッツ、ゆず、中島美嘉など、数々のアーティストをヒットチャートに送り込んでいる音楽クリエイターチーム・agehasprings。表題曲「Life is beautiful」のリミックスや、90年代の渋谷系ポップス、彼女たちの他愛もない日常会話を記録したインタールードなど、全13曲が収録されている。公式サイト〈http://www.tomapai.jp/〉


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