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第1特集
女性皇族が抱えたモンダイと"確執"そして"諍い"の50年史【2】

皇室ウォッチャー辛酸なめ子が予言する「次世代のカリスマは誰?」

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――美智子さまの人気を引き継ぐのは誰? 皇室ウォッチャー辛酸なめ子が、明日の皇室を支えるスター候補を分析する!

 美智子妃殿下は、もはや聖人の域に達しているとしか思えません。公務で日本中を駆け回り、慰霊の旅を続けられ、震災があれば被災地へと出向き床に膝をつかれて人々をいたわられて。肉体的にも精神的にもハードな日々をずっと送られてきていますが、もしかするとワーカホリックなのではないでしょうか。詩集を英訳出版されたり、児童書関連のイベントにも頻繁に出席なさったりと、宮中行事と自己表現の場を両立なさっているのがすごいですよね。

 そんな美智子妃殿下を尊敬してか、紀子妃殿下も国際ブックフェアや児童書関連など、美智子妃殿下がお好きそうな文化系の公務によく出られています。その公務のお写真を見ると、美智子妃殿下とポーズがそっくりなんです。同じような角度で腰を傾けて、ちょっと口角をくっと上げる微笑を浮かべられる感じが……。そのあたりにも「私は美智子妃殿下の後に続くわ」という使命感が現れているのかもしれません。

 一方で、雅子妃殿下もそろそろ「ハーバード大卒で仕事がデキる私」みたいなイメージから自由になられたほうがよいのではないでしょうか。皇室にいれば公務で英語を話す機会もたくさんありますし。調べてみるとやっぱりあまり日本文化にリスペクトがなくて、歌会始を欠席して乗馬をされたり、宮中の餅つき大会にTシャツ姿のような格好でやる気なさそうに顔を出している姿が写真に撮られたりしています。ただ、NYタイムズ紙が「雅子妃殿下は皇居の番人として息苦しい生活を強いられている」という内容の記事を掲載したあたりから、「やっぱり欧米の人は私の味方だ」と自信を取り戻されたのか、徐々に笑顔が戻られてきているように見えますね。外交官時代はボブなど短めだった髪形も、今は宮中の女官のように腰のあたりまで長く伸ばされています。あの姿も「この世界に馴染むしかない」という雅子妃殿下なりの決意なのでしょうか。ちなみに今の愛子内親王殿下も同じくらいのロングヘア。一時期は「愛子さまが笑った!」という週刊誌の見出しが出るほどでしたが、最近では雅子妃殿下の精神状態が安定してきたことで愛子内親王殿下の情緒も落ち着かれたのか、笑顔の写真が多く見られるようになりましたよね。成長された眞子内親王殿下、佳子内親王殿下もすごく可愛いですし、やはり皇族としてのオーラが感じられます。お2人とも眉をいじられたら、もっと可愛くなるのではないでしょうか?奔放な性生活発言で悪目立ちしてしまった承子女王殿下も、意外にオーラがある感じです。タレントになったら、森泉のようなポジションになれるのでは?

 そしてこの先、皇室のカリスマ・美智子妃殿下の後を継ぐのは、私は悠仁親王殿下だと思っています。顔立ちがすごく可愛らしくて、萌え度もかなり高い。あの可愛さをキープしたまま成長された暁には、ハンカチ王子のようにブームが必ずや訪れるはずです。お年寄りが多い一般参賀にも、「悠仁さま~!」と叫びながらウチワを振る若い女性が増えるかもしれません。それにウィリアム王子のように欧米の美少年は旬が短いですが、童顔の日本人は30歳くらいまではルックスを保てるはず。ぜひとも悠仁親王殿下には光源氏のようなプレイボーイに成長していただいて、皇室を繁栄させてほしいですね。(談)

辛酸なめ子(しんさん・なめこ)
1974年生まれ。マンガ家、エッセイスト。セレブやアイドルのウォッチのほか、皇室ウォッチャーとしても知られている。皇室関連では『皇室へのソボクなギモン』(扶桑社 竹田恒泰氏との共著)、近著に『開運修行』(講談社)など。


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