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「日本一カッコいい男」白洲次郎の"正体"を暴く!! 【2】
特集

書籍に雑誌、宝塚にTシャツまで!? "白洲ブーム"徹底チェック



2009.04.18

 白洲次郎を語るには、切り口がありすぎるほどある。ひとつは、歴史とそれに付随する「従順ならざる唯一の日本人」としての精神論。2つ目は、ファッション。英国であつらえたスーツやロレックスの時計など。3つ目はクルマ。"オイリーボーイ"としてベントレーなど数々の高級車を所有していた。4つ目はグルメ。鮨、うなぎなどの名店に通っていた。5つ目は田舎暮らし。開戦を見越して鶴川村で農業を営んだ----。どれを取っても雑誌の特集として成立する。白洲次郎にからめて商品紹介もできるし、グルメ案内もできる。つまり彼は、メディアとしては"ネタ"に事欠かない人なのである。

 昨今の白洲次郎ブームの前、98〜00年にかけて第1次白洲ブームともいえる盛り上がりがあった。きっかけは、97年に出版された『風の男 白洲次郎』 (文庫版は00年) である。翌年、雑誌「太陽」で特集が組まれ、「二〇世紀の快男児」とうたわれた。その頃、白洲正子が「新潮45」98年9月号で「いまなぜ『白洲次郎』なのか」という随筆を発表。そこで、「最近は政治家でも何でも、すぐに『命を賭けて』なんて安っぽいことをいったり、窮地に陥ると平気で涙をみせるじゃないですか。〈中略〉だからこそ、次郎さんのような人間がまた興味を持たれてるのかもしれませんね」と書いた。この文章は『白洲次郎 日本で一番カッコイイ男』に収録されている。



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