真面目だけどオタク気質!?中丸雄一

──泣く子も黙る芸能界のドンであるジョニーさん（77）に大好きな男のコのコト、いろいろ聞いちゃいました！

【今月のジャニタレさん】
中丸雄一(25)
1983年9月4日生まれ。東京都出身。O型。KAT-TUNのメンバー。08年に早稲田大学に合格。寂しがり屋のシャイボーイで、極度のあがり性。特技はヒューマンビートボックス、ボイスパーカッション。書道初段・硬筆初段の資格を持つ。

──今回は、1月放送開始のドラマ『RESCUE』で主役に抜擢された中丸雄一くんを取り上げたいと思います。サイゾー読者の中には、彼のことをよく知らないという人も多いと思うんですが。

ジョニー　まぁ、KAT-TUNの中でも一番普通のコだもんネ。

──『HEY！ HEY！ HEY！』に出演した際は、ダウンタウンからも「田中聖にカツアゲされてそう」「KAT-TUNじゃなくて、NEWSにいそうなタイプ」ってツッコまれてました。

ジョニー　オーディションでも特に光っていたわけじゃないんだよネ。でも、オーディションの最後に「何か質問ある？」って聞いたとき、積極的に手を挙げてサ、「ジャニーズはカッコよくなくちゃ入れないんですか？」って面白い質問をしてきたの。だから逆に「じゃあ、ユーは自分のことどう思う？」って聞いたら「ボクは......中の下で」とか言うから、思わず「イヤ！　ユーは中の上だよ！」ってフォローしちゃったヨ。本人は強気のつもりで「中の下」って言ったらしいんだけど、そんな控えめなところも彼らしいよネ。

──なるほど。謙虚なんですね。

ジョニー　あと、繊細な部分もあるかな。KAT-TUNの結成当初はストレスで血尿が出たこともあったらしいし。メンバーの中でも一番年長だから気を使ってたのかもしれないネ。そういえば、『スシ王子！』で共演した光一からも、「何を言っても『はい』『そうですね』しか言わない。もっと前に出ろ！」って説教されてたなぁ。

──さらに、高所恐怖症だとか。

ジョニー　そうなんだヨ！　番組でバンジージャンプの企画をしたときも、最初から最後までさんざんごねた挙げ句、結局飛べなかったんだよネ。KAT-TUNで怖い話をしてたときも、怯えて逃げ出そうとしてたし。最近はビビりでヘタレなキャラが定着しつつあるみたいだネ。まぁ、そんなところがまたかわいいんだけど♥

──でも、今度のドラマは根性と体力が代名詞であるレスキュー隊員を描いた作品ですよね。それで主演が務まるんでしょうか？

ジョニー　いや、実は彼、意外と根性があるんだヨ。最近も「環境問題について深く学びたい」って、忙しい合間を縫って勉強して早稲田大学の通信制に合格したくらいだからネ【註1】。実際、懸垂シーンや土のうを担いで走るシーンの撮影で、体力的にも鍛えられてるみたいだし。それにサ、何かに夢中になると、とことん突き詰めるタイプだから、ドラマにもストイックに取り組んでくれるんじゃないかって期待してるんだ。

──熱しやすいタイプなんですね。

ジョニー　聖がラップで注目されたのに触発されて、ヒューマンビートボックス（HBB）を特訓して習得しちゃったり、最近はゲームにハマってて【註2】1日10時間以上やってることもあるみたい。ソロ舞台のパンフレットでもコスプレ写真を披露してたし、得意のHBBを使ってゲームの効果音まで自分で出せるみたいでサ、結構すごくない？　だいぶ前だけど、宇宙にハマってた時期もあったなぁ。おっかけの子相手に『宇宙講座』を開いて知識を披露したりネ。それから、NASA開発の蟻キットで蟻を飼って観察してた時期もあったみたいだヨ【註3】。その後は深海にも興味を持っててサ......。

──......ほとんどが、アイドルとは思えないほど地味な趣味ですね。

ジョニー　そう？　でもそういうマニアなタイプ、ボクはわりと嫌いじゃないんだけどなぁ。あっ、いけない！　今日は中丸に洗顔フォームを泡立ててもらう約束してたんだ。地味な特技だけど、彼、ふわふわの泡を作るのが上手なんだヨ！　じゃあまたネ。

※本文の内容は、あくまでもフィクションです。ジャニーさん、許してね!!

【註1】08年春に入学。高校卒業後、約6年のブランクを乗り越え、2.55倍の競争率を突破。「仕事が第一。8年かかっても絶対に卒業したい」と宣言。

【註2】アクションゲーム「メタルギアソリッド」がお気に入り。コンサートでどれだけおもしろいか熱く語るも、ついてこれないファンが多いことを嘆いていた。

【註3】ちなみに蟻の名前はモハメド・アリだったそう。