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ノンフィクションという質感が醸し出す新しい恐怖

深夜の"放送禁止"番組 人気の秘密は新感覚ホラーにあり!?

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 『放送禁止』なる"ドキュメンタリー"番組をご存じだろうか? フジテレビで2003年4月より深夜に放送され、回を重ねること現在6回。「心霊」「ストーカー地獄編」など毎回テーマが設定されており、例えば第2回の「ある呪われた大家族」では、長女に暴力を振るう父親など、ショッキングな映像が続く。そして最後には、家族の裏側に潜んでいた陰謀が暗示され──。

 その圧倒的なリアリティとホラー性、そして謎解きの要素が受けてカルトな人気を呼び、不定期放送ながら、ネット上では異常な盛り上がりを見せているのだが、実はこの番組、綿密に作り込まれたドラマ、つまり"フェイクドキュメンタリー"。番組ラストに、「この番組はフィクションです」とのテロップが流れるものの、なんの予備知識もなく観た視聴者からは抗議の電話も多いという。

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