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両者の戦いにはロマンがあった(かも......)
──ソニーも松下電器もまだおとなしく家電だけをつくっていた平和な80年代、ゲーム産業を牽引していたのは任天堂とセガだった。彼らは自閉的だったゲーム産業を5000億円市場にまで育て上げた。ゲーム産業の二強といえば、任天堂とセガの名を思い浮かべる人は少なくない。
マリオのライバルは実はピカチュウ!?
現在、マリオの最大のライバルは誰か? という質問に対して、任天堂の宮本茂は「うーん、ピカチュウかもしれない(笑)」と言って笑った。
任天堂のマリオとセガ・エンタープライゼスのソニック・ザ・ヘッジホッグといえば、かつてはゲーム業界を代表する2大キャラクターとして並び称されていた。それは同時に当時のゲーム業界の勢力図の反映でもあり、つまりは任天堂とセガがしのぎを削っていた二強時代の象徴でもあったのだ。しかし、ソニーが覇権を握って久しい今では、その様相も大きく変わった。王者・任天堂に初めて土をつけた相手は往年のライバルのセガではなく、5兆円企業の先兵として突如現れたSCEI(ソニー・コンピュータエンタテインメント)のプレイステーションだった。そして、今年の3月に発表された通称『プレステ2』の仕様を見る限り、シェア争いという観点からは、SCEIの覇権は当分揺るぎそうにない。
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