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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第52回

【哲学入門】存在について考えるためには、「現存在」たる人間を手がかりしなければならない。

―― 20世紀以降の現代の哲学を考えるうえでもっとも重要な哲学者とは誰でしょうか。多くの人はマルティン・ハイデガーの名前をあげるにちがいありません。私もそう答えるでしょう。

【哲学入門】存在について考えるためには、「現存在」たる人間を手がかりしなければならない。
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第51回

【哲学入門】空間を条理化することは、その空間における覇権を握るために不可欠な要素である。

―― もともと地球上にはいかなる境界線もありませんでした。国と国を分ける国境線も、所有地を区分する境界線も、すべて人間が引いたものです。逆にいえば、国家を設立したり所有権を確定したりすることは、空間に境界線...

【哲学入門】空間を条理化することは、その空間における覇権を握るために不可欠な要素である。
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第50回

【哲学入門】世界のなりたちを考えるとき、キリスト教的世界観は退けなければならない。

―― 前回はニーチェの哲学をとりあげました。ニーチェがいかにキリスト教的世界観に対抗し、それとは異なる世界観を構築しようとしたのかを考察しました。

【哲学入門】世界のなりたちを考えるとき、キリスト教的世界観は退けなければならない。
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第49回

【哲学入門】超越的な存在者は、道徳的判断をこえた次元において想い描くべきである。

―― 19世紀ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェは「神は死んだ」という有名な言葉を吐きました。

【哲学入門】超越的な存在者は、道徳的判断をこえた次元において想い描くべきである。
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第48回

【哲学入門】道徳とは「どんな場合でも例外なく」当てはまるべきものである。

―― あなたの家に友人が助けを求めてきたとします。「助けて!殺される!」と。

【哲学入門】道徳とは「どんな場合でも例外なく」当てはまるべきものである。
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第47回

【哲学入門】国家のメンバーシップをめぐる問いに対する、ナショナリズムという一つの解

―― 前回から引き続き、今回もエルネスト・ルナン「国民とは何か」を取り上げましょう。

【哲学入門】国家のメンバーシップをめぐる問いに対する、ナショナリズムという一つの解
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第46回

【哲学入門】ナショナリズムの古典で語られる、国民を国民たらしめる要素とは?

―― かつて、ナショナリズムを批判することが、日本の哲学・思想界において最重要のテーマの一つだったことがありました。90年代後半から00年代前半にかけてのことです。

【哲学入門】ナショナリズムの古典で語られる、国民を国民たらしめる要素とは?
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第45回

【哲学入門】公共的な空間をつくるための「活動」は、もっとも人間らしい人間活動である。

―― 前回から引き続き、今回もハンナ・アーレントの『人間の条件』を取り上げましょう。アーレントはその著作で、人間が存在するためには三つの活動の次元が必要だと論じました。その三つの活動の次元とは「労働」「仕事...

【哲学入門】公共的な空間をつくるための「活動」は、もっとも人間らしい人間活動である。
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第44回

【哲学入門】人間存在に必要不可欠な三つの条件とは何か?

―― 人間を理解すること。これは哲学にとってきわめて重要なテーマです。たとえば私たちは、ひとはなぜ生きるのか、と問うことがありますよね。やはり私たちは“自分が生きることの意味”に無関心ではいられないのでしょ...

【哲学入門】人間存在に必要不可欠な三つの条件とは何か?
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第43回

【哲学入門】法的決定を独占した国家のもと、人は自力救済の原理から解放され、社会が発展する

―― デイヴィッド・ヒュームは18世紀イギリスの哲学者です。ジョン・ロックなどとともにイギリス経験論を代表する哲学者として位置づけられています。経験論というのは、一言でいうと、経験によって人間の知識はつくら...

【哲学入門】法的決定を独占した国家のもと、人は自力救済の原理から解放され、社会が発展する
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第42回

【哲学入門】権力には三つの形があり、そのどれもが「人の群れ」を管理する技術の違いに対応している。

―― 前回は、ミシェル・フーコーの「生−権力」という概念について考察しました。「生−権力」とは、フーコーが1976年の著作『性の歴史1 知への意志』のなかで提起した概念です。その概念によってフーコーは、それ...

【哲学入門】権力には三つの形があり、そのどれもが「人の群れ」を管理する技術の違いに対応している。
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第41回

【哲学入門】統計データをつかって社会の問題を把握したり解決しようとすることは権力にあたる。

―― 近年、統計学という学問がとても注目されています。ビジネス書には統計学を指南する本があふれていますし、大学でも統計学を教育課程のなかに組み込むところが少しずつですが増えています。少しまえに「ビッグデータ...

【哲学入門】統計データをつかって社会の問題を把握したり解決しようとすることは権力にあたる。
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第40回

【哲学入門】どんな性悪な人間であろうと、道徳に拘束されてしまい、自分の行為を正当化したがる。

―― 道徳についてしばしば「性善説か、性悪説か」ということが議論になります。人間の本性は善なのか悪なのか、という問題です。西洋の哲学の歴史においては、しかし「性善説」「性悪説」という概念はあまりでてきません...

【哲学入門】どんな性悪な人間であろうと、道徳に拘束されてしまい、自分の行為を正当化したがる。
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第39回

【哲学入門】権利だけで国家を理解しようとする契約論的な国家論の限界を打ち破ってくれることこそ、ヘーゲル国家論の現代的意義である。

―― これまで2回にわたって、ヘーゲルは国家をどう考えていたのか、ということを考察してきました。ただ、それによってヘーゲルの国家論に疑問をもった読者もいるかもしれません。

【哲学入門】権利だけで国家を理解しようとする契約論的な国家論の限界を打ち破ってくれることこそ、ヘーゲル国家論の現代的意義である。
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第38回

【哲学入門】「実体」とは、特定の「倫理的理念」を共有した人びとの共同体を意味し、それこそが国家を「意志」する。

―― 今回も前回から引きつづき、ヘーゲルは国家をどのようなものとして考えていたのか、ということを考察していきましょう。前回はまず、引用文のなかの「国家は倫理的理念の現実性である」という言葉に注目しました。今...

【哲学入門】「実体」とは、特定の「倫理的理念」を共有した人びとの共同体を意味し、それこそが国家を「意志」する。
サイゾープレミア

2018年7月号

タブーな本150冊

タブーな本150冊
    • 【出版業界】やっぱり死す!?業界裏話
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    • 【AI本】が説く人類の幸福論
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    • 【鈴木ふみ奈】Hカップが本まみれ
    • 【人気声優】の新書が増えたナゼ
    • 【現役声優】話題の新書を辛口批評
    • 【韓国】の近代化を知るための1冊
    • 【脱北者】たちの告白本の中身
    • 【アメリカ人種差別】の今をえぐる本
    • 【LGBT】と日本近代文学(秘)史
    • 【アメリカ】文学とLGBT
    • ヤバい【SF小説】の耽美な世界
    • エキサイティングな【米国】の書評
    • 【ミチコ・カクタニ】のアートな書評
    • 【校閲者】が語る言葉狩り

SKE48・惣田紗莉渚 封印入浴グラビア

SKE48・惣田紗莉渚 封印入浴グラビア
    • 【惣田紗莉渚】の未公開セクシーショット

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