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学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第35回

【哲学入門】ヘーゲルの論じている、「国家を哲学的に考察する」とはどういうことかを考える

―― ヘーゲルはドイツ観念論を代表する哲学者であり、カール・マルクスをはじめ、その後の哲学者や思想家に多大な影響をあたえた哲学者です。が、日本の現代思想の世界ではあまり人気がありません。

【哲学入門】ヘーゲルの論じている、「国家を哲学的に考察する」とはどういうことかを考える
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学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第34回

【哲学入門】〈他者〉とは、〈人間〉とは、特別な道徳を人間に求めてくる特別な存在である。

―― 前回から引きつづき、今回もエマニュエル・レヴィナスの他者論について考察しましょう。ふたたび上の引用文をみてください。引用文の終わりのほうでレヴィナスは「〈他者〉の超越」と述べています。これは、世界に存...

【哲学入門】〈他者〉とは、〈人間〉とは、特別な道徳を人間に求めてくる特別な存在である。
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学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第30回

【哲学入門】〈他者〉はなぜ〈他者〉なのか? 哲学の重要な問いについて考える

―― 現代の哲学において「他者」の問題はひじょうに重視されてきました。ここでいう「他者」とは自分と異なるすべての人のことです。その「自分と異なる」ということをいかに尊重しながら他者に向き合えるか、というのが...

【哲学入門】〈他者〉はなぜ〈他者〉なのか? 哲学の重要な問いについて考える
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第32回

【哲学入門】例外状況になったとき、法に不可欠な「決定」というものが純粋なかたちであらわれる

―― 前回から引き続いて今回も、カール・シュミットの「例外状況」の思想について考えていきましょう。シュミットのいう「例外状況」とは、現代の私たちが「非常事態」だとか「緊急事態」などと呼んでいるものです。たと...

【哲学入門】例外状況になったとき、法に不可欠な「決定」というものが純粋なかたちであらわれる
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第31回

【哲学入門】「非常事態」において主権者はどう行動するのか――主権者と法の関係性

―― このところ「緊急事態」だとか「非常事態」といった言葉をしばしば聞くようになりました。たとえば2015年11月、フランスのパリでコンサートホールやサッカー場などを標的としたテロ事件が発生し、120人以上...

【哲学入門】「非常事態」において主権者はどう行動するのか――主権者と法の関係性
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第30回

【哲学入門】英国がEU離脱を選択した背景には「主権は国民のもとにあるべきだ」という主張が根強くある

―― 今年6月におこなわれたイギリス国民投票の結果は世界を驚かせました。まさかイギリスが国民投票でEU離脱を選択するとは、多くの人は予想していなかったに違いありません。その結果について日本では、イギリス国民...

【哲学入門】英国がEU離脱を選択した背景には「主権は国民のもとにあるべきだ」という主張が根強くある
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学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第29回

【哲学入門】あらためて注目される分配の問題――限りある資源を誰に、どのように、分配するのが正しいのか

―― 分配の問題があらためて注目されています。たとえばヨーロッパ諸国では極右政党が勢力を増しています。なぜ人権を重んじるヨーロッパの国々で、移民排除を唱える極右政党が支持を拡大しているのでしょうか。それは、...

【哲学入門】あらためて注目される分配の問題――限りある資源を誰に、どのように、分配するのが正しいのか
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学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第28回

死刑には犯罪者に犯罪を思い止まらせる「きびしさ」が足りない――死刑制度を初めて否定した哲学者が提案する代案

―― これまで2回にわたって死刑の問題を考えてきました。1回目はチェーザレ・ベッカリーアの死刑廃止論をとりあげました。

死刑には犯罪者に犯罪を思い止まらせる「きびしさ」が足りない――死刑制度を初めて否定した哲学者が提案する代案
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第27回

正義論から死刑を肯定する――他人を殺した人間は正義を回復するためにはみずからの命でつぐなわなければならない

―― 前回はチェーザレ・ベッカリーアの死刑廃止論を検討しました。ベッカリーアは哲学の歴史のなかで、とりわけ近代以降の哲学の歴史のなかで、初めて正面から死刑に反対した思想家です。ベッカリーアの死刑廃止論がでた...

正義論から死刑を肯定する――他人を殺した人間は正義を回復するためにはみずからの命でつぐなわなければならない
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第26回

死刑反対論――人々が身の安全のために作った「近代国家」に相反する「死刑制度」は間違っているのか

―― 読者のみなさんは死刑制度に賛成でしょうか、反対でしょうか?

死刑反対論――人々が身の安全のために作った「近代国家」に相反する「死刑制度」は間違っているのか
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第25回

奴隷道徳である「ルサンチマン」が「創造的」になると"道徳"を創りだし、社会を支配する

―― 読者のなかには「ルサンチマン」という言葉をきいたことのある人も少なくないでしょう。おもに“負け組”の人が“勝ち組”の人に対してもつ「反感」や「非難」「ねたみ」の感情をさす言葉です。

奴隷道徳である「ルサンチマン」が「創造的」になると
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第24回

政治に携わる際に必要な倫理とは何か。「心情倫理」と「責任倫理」について考える

―― 正しい動機から行動したからといって、それが正しい結果をもたらすわけではない――。これが政治の難しいところですね。

政治に携わる際に必要な倫理とは何か。「心情倫理」と「責任倫理」について考える
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第23回

「……とは何か」という哲学的な問いは、ものをそのように存在させている原因を考えることである

―― 私たちはしばしば「……とは何か」と考えることがありますよね。たとえば熱烈な恋愛を経て結婚したにもかかわらず結局離婚することになった人は「結婚とは何か」と考えるかもしれません。

「……とは何か」という哲学的な問いは、ものをそのように存在させている原因を考えることである
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第22回

法の名のもとで強制力を発揮する国家は資本主義にとってなくてはならないものである

―― 前回から引き続き、今回もドゥルーズとガタリの議論を援用しながら国家と資本主義の関係について考えていきましょう。

法の名のもとで強制力を発揮する国家は資本主義にとってなくてはならないものである
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第21回

資本主義の発達によって国家はなくならず、新しい役割を担うようになる

―― 今回は資本主義と国家の関係について考えましょう。

資本主義の発達によって国家はなくならず、新しい役割を担うようになる
サイゾープレミア

2017年2月号

過激な「マンガ」読本

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