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連載
更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【43】

カルト的な信者を獲得することでしか売れないのか?――幽霊、紅衛兵たちのアニメ映画興行。

―― 過去にはマイナーなアニメ誌で企画編集を請け負っていた筆者だが、アニメに限らず、マニア向けジャンルの情報媒体は古株の編集者やジャンルライターが主導権を握っていて、若者向けの新しい作品には動きが鈍いという...

カルト的な信者を獲得することでしか売れないのか?――幽霊、紅衛兵たちのアニメ映画興行。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【42】

「新潮45」休刊の裏にある、個人的憎悪の欠如――幽霊、雑誌の去勢と俗物主義の衰退。

―― 「新潮45」が休刊した。ヘイト系記事で一発休刊の先行事例だった文藝春秋の「マルコポーロ」は、世界有数の圧力団体である「ナチ・ハンター」サイモン・ウィーゼンタール・センターに見つかって雪隠詰めだったが、...

「新潮45」休刊の裏にある、個人的憎悪の欠如――幽霊、雑誌の去勢と俗物主義の衰退。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【41】

マンガ誌におけるグラビアの歴史――幽霊、グラビアの美少女よもやま話。

―― 今回の特集は「グラビア」とのことだが、最近のB級グラドルは、AbemaTVやCSのホビー専門チャンネルへの出演をきっかけにパチンコ雑誌のライターや麻雀プロへ転身するケースが多い、という話を聞いた。パチ...

マンガ誌におけるグラビアの歴史――幽霊、グラビアの美少女よもやま話。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【40】

カルト化するコンテンツとオウムの類比――幽霊、草食系十字軍と不能者の憎悪。

―― 今回の特集テーマは「タブー」ということで、担当氏から「(前回の続きで)バーチャルYouTuberかオウム真理教の2択でどうでしょう」と提案されたが、両者はコインの裏表のように思える。VTuberがサリ...

カルト化するコンテンツとオウムの類比――幽霊、草食系十字軍と不能者の憎悪。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【39】

ピュアな「可愛い」へと逃避する文化――幽霊、女のいないポルノグラフィへ。

―― 先々月の本稿で♯metooの話をしたが、日本では早稲田大学で渡部直己のセクハラ事件が暴露された。しかし、弟子の市川真人による文壇内根回しが功を奏したのか、荒木経惟の件より早く鎮火しつつある。結果として...

ピュアな「可愛い」へと逃避する文化――幽霊、女のいないポルノグラフィへ。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【38】

ベルトコンベア的に作られる個性なき作品群――幽霊、大人にならない老人の軽小説。

―― 器用なタレントに小説を書かせ、院外団な書店員と賢しらな編集者や書評家が一見、民主的な文学賞で下駄を履かせる一般文芸の手口も見抜かれたのか、とんと話題にならなくなった。結局は、青島幸男が直木賞を取った8...

ベルトコンベア的に作られる個性なき作品群――幽霊、大人にならない老人の軽小説。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【37】

当事者の告発に乗った糾弾に見える別の思惑――幽霊、性からの逃走に聖痕の闘争を。

―― ハリウッドで性的被害を告発する「#MeToo」が始まった時の感想は、ケネス・アンガーの『ハリウッド・バビロン』が出版され、すぐに発売中止となった半世紀前には「卑俗な醜聞」と切り捨てられていた事柄が切り...

当事者の告発に乗った糾弾に見える別の思惑――幽霊、性からの逃走に聖痕の闘争を。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【36】

サブカルとは、「サブカルチャー」を食い散らかした消費文化の徒花に過ぎない――幽霊、文化系連合赤軍な雑誌の終焉。

―― テレビ情報誌の皮を被ったサブカルコラム雑誌「テレビブロス」(東京ニュース通信社)の全面リニューアルが報じられた。執筆陣の大半を入れ替えるあたり、「シティロード」や「プレイガイドジャーナル」の末期に近い...

サブカルとは、「サブカルチャー」を食い散らかした消費文化の徒花に過ぎない――幽霊、文化系連合赤軍な雑誌の終焉。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【35】

文化とは、塀の上を歩く紳士たちが育てるもの――幽霊、紳士と山師がエロを捨てる日。

―― 今月の特集は定番の「裏」だが、マンガ編集者だった筆者にとって最近の「裏」といえば、市販のマンガ単行本を無料でバラ撒く違法ダウンロード海賊版サイトの「漫画村」だ。毎月10億以上もアクセス数を稼ぎ、出版社...

文化とは、塀の上を歩く紳士たちが育てるもの――幽霊、紳士と山師がエロを捨てる日。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【34】

読者層二極化の文春、連載陣は世代間対立……幽霊、文春砲暴発の荒野で屍を漁る。

―― 雑誌特集なら不景気話が定番だろうと思ったら「前回もやったのでもういいです」と言われたので、今回は景気のいい文春砲の話である。とはいえ、小室哲哉を引退へ追い込んだことで一気に潮目が変わったのだが、その原...

読者層二極化の文春、連載陣は世代間対立……幽霊、文春砲暴発の荒野で屍を漁る。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【33】

地盤沈下の出版業界、ウェブへの移行に試行錯誤――幽霊、それでもマンガは楽しき商売。

―― 前回もマンガの話をしたような気がするが、今回はマンガ特集だった。そして、現場の人間と話すたびに苦笑いしているのは、景気回復の恩恵が出版業界の地盤沈下に追いついていないからだが、利益率の高さで屋台骨を支...

地盤沈下の出版業界、ウェブへの移行に試行錯誤――幽霊、それでもマンガは楽しき商売。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【32】

コンビニエロ本規制に騒ぐほどの実効性はない――幽霊、滅びつつ栄えるポルノの国で。

―― 日馬富士の暴行問題は結局、引責引退となったが、相撲も政治も若い改革派と呼ばれるのは排外主義者ばかりで、ああ、この国もそういう時代に入っているのだな、と感慨深いものがある。良くも悪くも。

コンビニエロ本規制に騒ぐほどの実効性はない――幽霊、滅びつつ栄えるポルノの国で。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【31】

大型シネコンとミニシアターの共存――幽霊、文化の墓泥棒が集う映画館で。

―― 今回の本誌特集は映画だが、気がつけば大型シネコンも飽和状態で、4DXやらIMAXやら、新しい視覚効果技術を競っている。もっとも、技術の進歩も考えもので、専用の高価な映写システムを導入しなくてはならない...

大型シネコンとミニシアターの共存――幽霊、文化の墓泥棒が集う映画館で。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【30】

80年周期で繰り返される歴史――幽霊、政治と信仰と破綻の円環構造。

―― 筆者は〈元〉批評家だが、専門分野が軽佻浮薄なサブカルチャーなので、政治を語ることはできるだけ避けてきた。半可通が語ったところで床屋政談にしかならないからだが、最近の抜き打ち解散から衆院選、ついでに政界...

80年周期で繰り返される歴史――幽霊、政治と信仰と破綻の円環構造。
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更科修一郎の「批評なんてやめときな?」【29】

ヒカル、真木よう子を見て思う――幽霊、現代香具師たちの難儀な炎上。

―― 動画投稿メディアとしてのニコニコ動画が凋落し、動画配信サービスもNetflixなどの黒船が襲来してHuluも凋落し、国内の動画メディアの多くは苦しくなっているが、周辺の有象無象はまだまだ元気だ。

ヒカル、真木よう子を見て思う――幽霊、現代香具師たちの難儀な炎上。
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2018年12月号

"異能作家"たちが語る「文学、新宿、朗読」論