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【今月の教訓】どんな仕事にも努力は必要

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 いしいひさいちの昔の4コマで、新しくできた24時間営業のコンビニに入ったらレジに誰もいなくて、「すみませーん」と声をかけたら、カウンターの下から死にそうな顔したオッサンがゴソゴソ這い出してきて、「開店から48時間寝てないんです......」とかいうネタがあった。結局その店は72時間ぐらいでつぶれてしまうのだが、1人で24時間営業は、そりゃ無理があるわな。

 それと同じような間違いを犯しているのが【記事A】の男2人。覚醒剤、大麻、合成麻薬、コカインなどの密売容疑で捕まったのだが、なんと年中無休、24時間営業で販売していたという。しかも、お値段は相場の半額。これは便利ってんで、顧客からは「薬物のコンビニ」と呼ばれていたとか。

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【今月の教訓】彼氏選びは慎重に

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「取り調べ中に居眠り、容疑者逃走」(4月25日付産経新聞朝刊)など各紙で報じられ、警察の管理体制の甘さが指摘された事件をご記憶だろうか。その後の調べで、容疑者が取調官のお茶に睡眠薬を入れていたことがわかったのだが、結局、容疑者は逃走から6日後に再逮捕。

 その容疑者(24)の初公判について報じたのが【記事A】である。「お茶の一気飲みで取調官が勝ったら余罪を話すと持ちかけ、睡眠薬入りのお茶を飲ませた」って、そんな勝負に乗る取調官もお人好しだが、それよりグッときたのは逃走の動機。

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【今月の教訓】実績は他人が評価してくれるもの

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 先々月の当欄で取り上げたバスジャックもどき事件に新事実発覚! 路線バスの運転手にナイフを突きつけた男が、「12時までに急いで長岡駅へ行け」と要求。バスは停留所に止まりながら普通に走行し、ほぼ定刻とおりの12時前に長岡駅に到着すると、男は運賃640円を支払って逃走......という不可解な事件だったが、実はコレ、すべて運転手の狂言だった。「職場の人間関係に悩んでおり、事件を起こせば部署を変えてもらえると思った」(6月2日付毎日新聞朝刊)って、学校に行きたくない小学生じゃないんだから......。

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【今月の教訓】こだわりグルメもほどほどに

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 『極道めし』(土山しげる)というマンガをご存じだろうか。刑務所内で受刑者同士が正月のおせち料理を賭けて、"うまいもの話"で競い合うという異色のグルメマンガである。食べ物の描写が絶妙で、思わず生唾モノのシーン続出だが、この設定が成立するのは、「ムショのメシはまずい」という前提があるからだ。『刑務所の中』(花輪和一)とかを読んでいると案外うまそうにも見えるけど、それはほかに楽しみがないからで、少なくともシャバのメシと比べて質素で味気ないことは間違いあるまい。

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【今月の教訓】ケンカは相手をよく見てから

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 先月は、暴走族「葛西怒羅権(ドラゴン)」のメンバーの少年たちが、バイクでお台場見物に来た茨城の高校生をボコボコにした事件を紹介したが、今月もまた暴走族ネタ。【記事A】によれば、「府中市の暴走族『椿連合』特攻隊長の無職の少年(19)ら18、19歳の少年4人」が、「府中市内をオートバイで走行中の15〜22歳の男性計5人を金属バットで殴って負傷させ金を奪ったり、オートバイを壊した疑い」で逮捕された。被害者のうちの15歳男性は無免許運転じゃないかと思うのだが、それはさておき、この椿連合の少年たちの行動が何とも香ばしい。

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【今月の教訓】バイクにご用心(いろんな意味で)

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進学や就職で上京してきた若者が街にあふれるこの季節。新しい生活にも少し慣れ、連休は東京観光でも......という人も多いかもしれない。が、お台場方面に出かける際は要注意。特にバイクで行くのは禁物だ。

なぜなら、【記事A】のようなことがあるから。江東区有明でバイクに乗っていた高校生5人が、同区内の16〜18歳の少年8人に金属バットなどで暴行された。その加害少年8人が傷害などの疑いで逮捕されたのだが、別にカネ目当てで襲ったわけじゃない。記事によれば、8人は「暴走族『葛西怒羅権(ドラゴン)』のメンバー」で、「オートバイに乗っていた高校生5人を暴走族と勘違い」して襲撃。「怒羅権には『他の暴走族が縄張りを走っていたらボコボコにする』という決まりがあった」って、今どきこんな絵に描いたような暴走族が東京にいるとは!ヤンキー文化の根強い埼玉や茨城ならいざ知らず......と思ったら、実は被害者の高校生のほうが茨城県民だった。

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【今月の教訓】"欲しいもの"は人それぞれ

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 脱力ニュースを集め続けて、もう20年ほどになる。その間、いろんなマニアの犯罪が三面記事を飾ってきた。路上で女性を押し倒し、ハイヒールだけを奪って逃げて強盗致傷で捕まった大学生の記事を見た数年後、まったく同じ手口の事件が今度は容疑者の実名入りで報道されていて、"ああ、あのときの大学生が成人したのか。一度捕まっても趣味嗜好は変えられないんだなあ......"と妙な感慨を覚えたりしたこともある。

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【今月の教訓】天網恢恢疎にして漏らさず

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 教師や神父など、いわゆる"聖職者"と呼ばれる職業に就いている人が、必ずしもモラルが高いとは限らないのはご承知のとおり。教師なんて、しょっちゅう痴漢や児童買春で捕まってる。教師がそういう事件を起こすと、普通の会社員とかの場合より大きく報じられる傾向はあるけれど、それにしたって多すぎだ。

 そういうのに比べれば、【記事A】の住職なんかはカワイイほう。「門前の運送会社のシャッターに塩をまき、さびさせた」として建造物損壊容疑で書類送検されることになったのだが、その言い訳が振るってる。

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【今月の教訓】酒は飲んでも飲まれるな

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 年末年始は何かとお酒を飲む機会が増えるシーズン。楽しく飲んでる分にはいいが、調子に乗って飲みすぎてトイレで倒れたり、ワケわかんなくなって暴れたりするのはいただけない。若いうちならいざ知らず、ある程度の年齢になったら、節度ある飲酒を心がけたいものである。

 その点、【記事A】の男は、まったくもって大人げない。渋谷区内の交番で、「パトカー用駐車場の壁に立てかけてあったほうきの毛先部分にライターで火をつけ、ほうき2本やモップ1本を焼いた疑い」で逮捕されたのだが、その動機がアホだ。

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【今月の教訓】小さなことからコツコツと

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 私のクルマにはカーナビもETCも付いてなくて、しかもオーディオはカセットテープだ。なんて話をすると「今どきカセットて!」と驚かれるのだが、クルマの中で扱うにはCDよりカセットのほうが断然便利だと思う。え、iPod? そんなもの、持ってるわけないじゃないですか!

 というアナログ人間の私としては、【記事A】の病院職員(60)にはちょっと親近感を抱かなくもない。この職員、「病院2階倉庫から、患者の心音などが記録されたカセットテープ4本を盗んだ疑い」で逮捕されたのだが、その動機が「ラジオの語学番組や音楽を録音するためだった」という。「テープにはドイツ語講座などのラジオ番組が上書きされていた」とのことで、勉強熱心なのは結構な話。でも、カセットぐらい自分で買おうよ、安いんだから。


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未来からのシナン-目指せ!
田中圭一の
未来からのシナン
『現代のビジネスマンたちの悩みを解決する、超SFマンガ。』

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哲学者・萱野稔人の
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