[今月の教訓]好きなものはやめられない
関連タグ : 201105 | 新聞
何が脱力って、そりゃもう石原慎太郎の「天罰」発言に尽きるでしょう。選挙への影響を恐れて一応謝罪はしたものの、福島県災害対策本部訪問後には地元記者団を前に原発推進を明言。にもかかわらず、都知事選の選挙公報では原発のことに一切触れてないんだから、姑息と言うしかない。本稿は投票日前の執筆だが、これでもし慎太郎が四選を果たすようなら、被災地の方に申し訳なさすぎ。でも、政策とか関係なく、威勢のいい発言のイメージだけで投票しちゃう人、多いからなあ......。
[今月の教訓]キティ好きは女子とは限らない
関連タグ : 201104 | 新聞

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若い人は知らないかもしれないが、嘉門達夫のヒット曲『ヤンキーの兄ちゃんのうた』の歌詞に〈ヤンキーの兄ちゃんは26ぐらいの足に22.5ぐらいの婦人モンのサンダルはく〉というくだりがある。それがいかに的を射た描写だったかを証明するのが【記事A】だ。
空き巣を繰り返していたとして、トラック運転手の男(36)が窃盗などの容疑で追送検された。男は約6年の間に452件もの犯行を重ね、現金計約1380万円と財布など4216点(時価計約4170万円)を盗んでいたというからハンパじゃない。そんなトラック運転手兼空き巣の兄ちゃんが捕まったきっかけが、「容疑者が履いていた『ハローキティ』が描かれたサンダルだった」とは、まさに嘉門達夫の歌そのまんま。しかも、「空き巣現場に残された足跡は、いずれも『キティ』が描かれたサンダルのものと判明。捜査員が『キティちゃん』と呼び警戒していたところ、昨年6月、ピンク色の『キティ』サンダルを履いた神田容疑者を発見」って、そんなに常時愛用してたんかい! しかもピンクを! つか、捜査員も空き巣の常習犯を「キティちゃん」と可愛く呼ぶのはどうなのか。
[今月の教訓]ランニングの際は周りに注意!
関連タグ : 201103 | 新聞

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英BBCのお笑い番組で、日本の二重被爆者を「世界一運の悪い男」と紹介して物議を醸した件。実際の映像と翻訳を見る限り、ひどくバカにしたわけではないようだが、日本人として不快に感じるのは当然だろう。ただ、誤解を恐れずに言うならば、原爆だろうと何だろうと、ジョークの対象にしていけないものはないと思う。そういう絶対的タブーを設けることは逆に危険。とはいえ、やはり取り扱いには慎重さが必要だ。
では、【記事A】の場合はどうか。女子マラソンの世界記録保持者ポーラ・ラドクリフが、練習中にふくらはぎを犬にかまれたという。幸い大事には至らなかったようだが、「世界一の足 ガブッ」という見出しや「世界一の足でも逃げ切れなかった──?」といった一文は、明らかに面白ネタ的扱いだ。ラドクリフ本人にしてみれば、ふざけんなって話だろう。
[今月の教訓]遊びのためなら犯罪も辞さず!?
関連タグ : 201102 | 新聞

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「人間の本質は遊びにあり」と述べ、人類をホモ・サピエンスならぬホモ・ルーデンス(遊ぶ人)と称したのは、オランダの歴史家ヨハン・ホイジンガである。って、いきなり場違いな話で恐縮だが、今回の2件の記事を見る限り、ホイジンガは正しかったと言わざるをえまい。
まずは、「自称『大島の怪盗キッド』御用」という見出しの【記事A】。東京都大島町、つまり三原山のある伊豆大島で、16~19歳の無職少年ら3人が窃盗の疑いで逮捕された。それだけならば普通だが、「『名探偵コナン』に登場する怪盗を自称」というのがいかにも子供っぽくて思わず苦笑。しかも動機が「島内に娯楽が少なく、スリルを味わいたかった」って、よっぽど退屈してたんだなあ。「犯行が目立たないように台風や風雨の強い日を選んでいた」というけれど、本当はそのほうがワクワク感があるからじゃないか。侵入先が「自動車学校の事務所や雑貨店」ってのも、島内の刺激の少なさを表してるようで、何だかやるせない気分になる。
【今月の教訓】楽しみは取っておいたほうがいい
関連タグ : 201201 | 新聞
車内でのヒマつぶしといえば、最近はスマホや携帯ゲームが定番だ。とはいえ、昔ながらに雑誌や本を読んでるアナログな人もそれなりに存在する。そういう人を見かけると、出版界のはしくれにいる者として、いつも「ありがとう」と心の中で頭を下げている......というのはもちろんウソだが、ちょっと嬉しい気持ちになるのは事実である。
しかし、それはあくまでも乗客が読んでる場合。もし乗務員が読んでたら、「ちょっと待て」って話である。でも、そんな乗務員はいないよね、と思いきや、【記事A】によれば「千歳線の普通列車に乗務中の男性車掌(63)が、車掌室内で約10分間、文庫本を読んでいた」という。
【今月の教訓】面倒なことこそ早めに済まそう!
関連タグ : 201101 | 新聞
事務手続きというものが、正直苦手だ。保険の書類とか見るのも嫌だし、ねんきん特別便もほったらかし。経費の精算や請求書の発送なども遅れがちで申し訳ない。でも、そういうのが得意なら公務員とかになってるよ! ......と軽く逆ギレしてみたが、どうやら公務員にも事務手続きの苦手な人がいるらしい。
大阪市の保健福祉センターの男性職員(48)が、特別児童扶養手当などの支給申請を「事務処理を失念して放置するなどして」いたと報じる【記事A】。自分のことならともかく、市民の生活にかかわる給付金の処理を怠るとはけしからん。普通なら、その怠慢ぶりを厳しく糾弾すべきところである。ところが、この職員の場合、ちょっと普通と違ってた。なんと、「申請者27人への支給56件分、総額約1130万円を自腹で立て替え払いしていた」というのである。
【今月の教訓】己の価値を高く見積もりすぎぬこと
関連タグ : 201012 | 新聞
2年ほど前、ジーンズの裾上げ詐欺が続発したことがあった。採寸の際にわざとずらし気味にして、仕上がり時に「丈が短すぎる」「貴重な品物なのにどうしてくれる」と難癖をつけ、現金を脅し取るという手口。よくもまあ、そんなセコいシノギを思いつくもんだと、ある意味、感心したものだが、それよりさらにセコいというか情けないのが現れた。
【今月の教訓】大事なのはお金より"お金を稼ぐ術"
関連タグ : 201011 | 新聞
規制緩和による供給過剰と不況のダブルパンチで、苦境が続くタクシー業界。売り上げ減少に加えて、これまた不況の影響でタクシー強盗も急増。ドライバーにとっては、まさに受難の時代と言える。
そんな状況下で起こった泣き笑いの事件が【記事A】。元タクシー運転手の男(64)が窃盗容疑で捕まったのだが、盗んだのは金品ではなく、なんとタクシーだった! しかも、「男は盗んだタクシーを運転し、東京都内で『営業』をしていた」というんだから、ある意味、仕事熱心っつーか。男は「8月に別のタクシー会社を解雇され、『金に困って盗んだ』と容疑を認めている」とのことで、そこで強盗とかに走るんじゃなく営業用の車を盗むところが、どうにも憎めない。
【今月の教訓】やられる前にやりすぎない
関連タグ : 201010 | 新聞
「顔ぶたないで! アタシ、女優なんだから」とは、84年の映画『Wの悲劇』における薬師丸ひろ子の名セリフ。今の若い人には信じられないかもしれないが、当時の薬師丸ひろ子は今でいえば綾瀬はるかみたいなアイドル女優だったのだ。
そんな往年のアイドルばりのセリフをかましてくれたのが【記事A】の容疑者(30)。劇団四季所属のこの男、駅で男性を殴って傷害の現行犯で逮捕されていわく、「舞台に上がる仕事なので、顔を殴られたら困ると思い、先に殴った」って、先制攻撃!? アンタはブッシュ前大統領か。しかも、「容疑者が『歩くのが遅い』と男性の背中を押したことから口論に」と自ら火種を作り、「顔などを数回殴ったり、うずくまったところをけったりして、顔の骨を折る重傷を負わせた」と、やりすぎるあたりもブッシュ風。自分の顔は大事だけど相手の顔はどうでもいいのね。そこまでして守った顔であるが、「現在はミュージカル『ライオンキング』に出演し、草や周辺の動物を演じている」って、顔、あんまり関係なくね? つか、「草や周辺の動物」というビミョーな表現に記者の悪意を感じなくもないが、この容疑者が韓国籍で、報じているのが産経新聞とくれば、さもありなん。
【今月の教訓】警察署には警察官が大勢いる
関連タグ : 201009 | 新聞
寒いよりは暑いほうが個人的には好きなのだが、それにしたって暑すぎる今年の夏。街行く女性にも半裸に近いような人をちょいちょい見かける。男の立場としては、基本的にはありがたいけど、目のやり場に困るケースもなきにしもあらず。とはいえ、【記事A】のような行為に及んでいいわけじゃない。
捕まったのは24歳の会社員。この男、深夜の路上で帰宅途中の女子大生を襲ったのだが、容疑は強制わいせつとかではなく強盗だ。ただし、奪ったのは金品ではなくパンツである。記事によれば、男は「女子大学生(21)に後ろから近づいて、スカートをまくり、パンツを引きちぎって奪った」とか。ずいぶんアグレッシブな下着泥棒もあったもんだが、男いわく、「おしりを触ろうと思って近づいた。逃げる際に手がパンツに引っかかった」って、それ全然言い訳になってないから! つーか、おしりを触ろうとしたことは認めてるわけね。強盗の罪を逃れるために、おしりを触ろうとしたことをアピールする──それもまた人生か。
あと、どうでもいいけど、この記事の見出し、「スカートまくり」と「強奪容疑」という言葉のギャップが激しすぎ。本文で「パンツ」を連呼しているところといい、記者のニヤニヤ顔が目に浮かぶようだ。










