サイゾーpremium  > 特集  > エンタメ  > 【ジブリヒロイン】のおっぱいを本気計測!
第1特集
乳房が物語るジブリヒロイン外伝

ナウシカのHカップは人間の生死を司る!? ジブリおっぱいを本気計測!

+お気に入りに追加

――「(ナウシカの巨乳は)人が死んでいくときに抱きとめるための胸である」という宮崎駿監督の証言を足がかりに、ジブリヒロインたちの”おっぱい”にスポットを当て、某大手下着メーカーで働くおっぱいプロフェッショナルの手を借り徹底測定してみた!

nausicaas.jpg
『映画 風の谷のナウシカ GUIDEBOOK 復刻版』(徳間書店)

 名作アニメは何か? と問われて、ジブリ作品の名前を挙げる人は少なくないだろう。卓越したストーリーや魅力的なキャラクターなど、愛される要因は数え切れないが、そこにエロ要素を挙げる人は滅多にいない。しかしジブリ作品のおっぱいにはどうも、意味があるようだ。過去に宮崎駿監督は、『風の谷のナウシカ』のヒロインであるナウシカの巨乳ぶりについてこう言及している。

「あれは自分の子どもに乳を飲ませるだけじゃなくてね、好きな男を抱くためだけじゃなくてね。あそこにいる城オジやお婆さんたちが死んでいく時にね、抱きとめてあげるためのね、そういう胸なんじゃないかと思ってるんです。だから、でかくなくちゃいけないんですよ」(『風の谷のナウシカ ジブリ・ロマンアルバム』徳間書店)

 アニメヒロインのおっぱいを読み解くと面白い。変化著しい1クールものアニメのおっぱいも、そのデフォルメに意味がある。アニメのおっぱいに特化した特集本『おっぱぁい!』の企画に携わった一迅社・ポストメディア編集部の神宮司剛史氏は、「アニメのおっぱいは進化を遂げています」と語る。

「2000年代に入ってデジタルの塗り技術が発達し乳首の色などの再現度が高まっています」(同)

 他方、アニメライターの多根清史氏の見解は少し異なる。「現実のおっぱいにあるノイズを除去したおっぱいの理想形、イデアとして、人は二次元のおっぱいに心惹かれるのです。こうしたアニメのおっぱいは、工業製品的な『進化していくもの』ではなく、クリエイター個人の情念が込められた職人芸」と技術進化論よりクリエイター情熱論を押す。

 さらに宮崎氏のナウシカおっぱい発言について多根氏は「無意識に、おっぱいへの愛がにじみ出ている。おっぱいの揺れ戻しやメーヴェでの大股開きなどのお色気過剰な表現は、城オジやお婆さんへの思いやりには関係がありません。頭では理性的に『母性』を考える一方で、コンテを描き作画をする手は内なる声に忠実。宮崎監督は嘘はついてませんが、作画は本能に正直なのでは」と推測する。

 やはりジブリ作品のおっぱいには隠された思いが詰まっているのではないか。しかし、その大きさについては、当然ながら公式に発表されることはない。なればこちらで勝手に測ればいいじゃないか。ということで「一目見れば何カップか判別できます」という、某大手下着メーカーに20年以上勤務するおっぱいのプロフェッショナル佐々木先生(仮名)にジブリ作品を観てもらい、ヒロインたちのカップ数をズバリ測定。多様なおっぱい群から浮き彫りになったのは、既存のジブリ論からは到底見えてこないであろうヒロインたちのサイドストーリーだった。

1411_ghibli_01.jpg

■未来の最新ブラで戦う巨乳姫
ナウシカ(16歳)Hカップ
『風の谷のナウシカ』 (公開年:1984年)舞台設定/今から2000年後の地球


1411_ghibli_02.jpg

ナウシカは16歳ですよね。この年頃のバストは成長期に当たり、張りがあって硬く、とても敏感。この時期にバストが大きいと、激しい運動で痛みが生じやすいので、ワイヤーの柔らかいジュニア用のブラをつけるのが一般的です。ワイヤーの硬い大人用のブラをつけると、成長を妨げて形崩れを招く恐れがあります。ナウシカは、アンダー60のHカップ。16歳でこのバストはかわいそう。胸全体を包み込んで支える、相当質の良いブラをつけていないと、あの活躍は無理です。仮にスポーツブラを着用するにしても、大きなバストを揺らさないようにするには、ハイテク素材を使ったものが必要です。彼女はお姫様ですから、デザインも通常のスポーツブラのものではだめですね。動きに対するストレスがないように、縫い目なしで肌あたりの優しいものがよいでしょう。しかし現代に、それらすべての条件を満たすブラはまだ存在しません。だからこそ、2000年後の未来という時代設定は自然で、彼女の活躍は未来の最新ブラを着用してこそ実現可能でしょう。


1411_ghibli_03.jpg

■半年後のお赤飯が約束された未初潮娘
サツキ(12歳)Aカップ
『となりのトトロ』 (公開年:1988年)舞台設定/昭和30年代の日本


1411_ghibli_04.jpg

宮崎監督は、子どもの描き方がリアルで感心します。胸の膨らみも肉付きも、実際の幼児に近いです。昭和30年代は、「ブラスリ」というランジェリーが主流だった時代です。病気のお母さんの場合は、浴衣ですから肌襦袢を着ているのではないでしょうか。サツキちゃんの胸はジュニアサイズのAカップ。彼女の年齢は12歳で、小6くらいですね。小4〜中1くらいの間は、体形に個人差が出やすい時期で、初潮が体形変化の分岐点になります。初潮が始まると体が著しく成長し、胸も膨らみ始めます。昭和30年代と現代の12歳の体つきの違いを考慮しても、サツキちゃんの胸は未初潮といえます。ですが彼女の体つきから察するに、初潮はもう間もなく。体の肉付きとバランスがすでに少し大人っぽく、半年から1年以内に初潮を迎えます。幼児体形だともう少しおなかが出て、立ち姿が反り気味になりますが、サツキちゃんは真っすぐ立って、くびれらしきものも確認できます。カンタのおばあちゃんが、お赤飯を炊いてくれる姿も目に浮かびますね。



ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2024年5月号

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ