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年収4000万円、新居にベンツ購入も――加護亜依復帰に見る芸能人の本当の旨み

2013年8月21日 21:00

――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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『加護亜依写真集 「LOS ANGELES」』

 加護亜依が芸能界に復帰した。といっても復帰宣言しただけで、今後の仕事は未定だ。さらに、“加護亜依”という名前は元の所属事務所が商標登録をしており、事務所側は加護名義の活動には芸名の使用料を求めるという旨が報じられた。

 そんな加護が、モーニング娘。のメンバーとしてデビューしたのは12歳の時である。ブームに乗りあっという間に売れた。年齢など関係なく、売れれば稼ぎも増える。奈良県出身の加護を母親と祖母が上京して身の回りの世話をしていた。都内の高級マンションに住み、まだ若い祖母が運転手をしていた。その車はベンツだった。

「今、不倫騒動で休養中の矢口真理も最盛期には年収で4000万円ぐらいあった。加護も当時はそれに近い収入を得ていたはず」(芸能関係者)というから、ベンツくらい買えて当然だろう。以前、奈良にある加護の実家を取材したことがあるが、現地は奈良の田舎町。周囲は民家と畑しかない。近所の人によれば、「加護ちゃんが芸能界に入ってから家を建て替えて、こんな田舎ではひと際目立ちます。白亜の加護御殿といったところでしょうか(苦笑)」と語っていた。

 まだ十代の娘が家を建て替え、ベンツまで購入。加護家は大きな転機を迎えていた。

「父親は母親の再婚相手ですが、奈良に一人残された居残り単身赴任のようなものでした」(近所の住人)という。

 人気と仕事が増えれば収入も増える――。ある歌手によれば、「いきなり貯金通帳の末尾に0が増え、何度も数え直した。宝くじに当たったような感覚だろうね」という。

 だが、好事魔多し。加護は2007年に写真誌に喫煙現場を撮られ謹慎処分。後に復帰したのも束の間、再度喫煙に不倫旅行のオマケまでついて事務所から解雇された。

 未成年で喫煙や飲酒の経験がある人は少なくない。それは芸能界でも然り。未成年時代の喫煙写真が週刊誌を賑わせたケースもあるが、現役の芸能人による現行犯は珍しい。

 そして、解雇を機に加護の転落人生が始まる。

 不倫裁判をしたかと思えば、2011年には恋人とのトラブルで自殺未遂騒動。その後、同年にでき婚。昨年6月には女児を出産した。25歳にしてこれだけの経験をする芸能人はあまりいない。加護自身も“ジェットコースター人生”とまで言っているが、普通なら「もう懲り懲り」と、生まれてきた子どものためにも、おとなしく表舞台から退くものだが、また懲りずに復帰するのだから驚くやら呆れるやら。

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